今週も不安なドラゴンボール超 #20

映画とほぼ同じ内容。魔人ブウも宇宙の有名人だったらしく、コルド大王は手を出すなと教えていたらしい。そういえば映画にもこんなセリフがあったようなないような。魔人ブウが封印されたままビビディが殺されたのは、超サイヤ人伝説が生まれるよりもはるかに昔であり、その頃からフリーザ一族が存在し、手を出すなと語り継がれてきたのだろうか?

ブウ封印が昔というのは、地球人が二本足で歩き始めた頃と界王神が言っている事から明らかだ。数百万年は前ということになる。ただ鳥山発言で界王神の寿命が75000年という事になったから、ドラゴンボール世界の地球人の二足歩行は、数百万年と比べれば最近の出来事という可能性もある。それでも大昔であることに変わりはなく、その頃から語り継がれているというのは如何にも信憑性の低い話だ。もっとも超サイヤ人にしても数十年前までは伝説の存在に過ぎず、それを警戒していたフリーザ一族は相当信心深いと言えそうだ。

しかしまあ、年表作ってる?と言いたくなる設定ではある。ラッキーマンの方がしっかり作ってると思う。世直しマンが協会に反旗を翻したのは、100万年前だったかしら。

物語として魔人ブウという存在を認めながらも、たった4ヶ月の修行でフリーザが今の戦いのレベルに追いつくという物語の歪さは、やはり素直に受け入れられるものではない。比留間弟にコンテンパンにやられた薫が、十本刀より強くなったのもご都合主義的なパワーバランスの変更に思えたが、フリーザの場合、比留間弟が志々雄より強くなる感じだ。実際の比留間弟はむしろ弱体化し、田舎の力士崩れの侠客より扱いが低くなっていた。あそこまで弱くねえだろ比留間弟は……。話が逸れた。本題は阿武隈四入道だった。

クリリンが18号に対してタメ口だった。敬語じゃなかったか?気のせいか?もう何が何だかわからない。設定も記憶もフワフワしている。