今週も間延びしているドラゴンボールZ #45

ほぼ原作通り。ベジータは地球での戦いから互角のキュイどころか、ザーボンドドリアの実力までも追い越した。ザーボンは変身があるし、実際は地球のベジータは18000以上だと思っているが、それはそれとして、サイヤ人以外の戦闘力の伸びというのは如何ほどのものなのだろうか。キュイやドドリアはぬくぬくしていたせいで鈍っていたようだから、戦いをしなければ実力が落ちていくのは間違いない。またフリーザの強さも全てが先天的なものではなく、鍛錬によるものであることがわかっている。

一方で、ギニュー特戦隊は突然変異の天才戦士のようだから、努力だけでは越えられない壁というものがあるのだろう。その壁は当然個人差があり、宇宙人の大半は数百が限度ではないかと思う。フリーザ軍でも、下っ端は今のクリリン達にも一撃でのされるレベル、つまりはサイヤ人の最下級戦士よりも数段劣るわけだ。それも当たり前の話で、サイヤ人は侵略宇宙人なのだから、宇宙人の多くがサイヤ人以下でないと侵略などできない。ジャコの世界観を受け入れるなら、成人したサイヤ人は銀河パトロールでは手に負えないというから、一般人より強いことが求められる銀河パトロールで数百程度、多くの一般人は100以下で地球人と大差ないレベルでも不思議ではない。

と考えると、若いだけで戦士というわけではない若者が、下級サイヤ人をはるかに凌ぐ強さのナメック星人は宇宙でも際立った存在だと言える。同じ人口なら、サイヤ人ナメック星人が全面戦争をした場合、多分ナメック星人が勝つだろう。戦士タイプが生まれる割合に依るだろうか。極端な話、戦士タイプが2人いれば、その2人が同化した時点でサイヤ人の勝ち目は絶望的になる。