今週も間延びしているドラゴンボールZ #74

悟空の注射苦手設定が久々に発動した。子供っぽさの演出なのだろうか。

ベジータが時折今にも死にそうな勢いで目眩をしていた。原作では寝ている間にクリリン達に出し抜かれるという間抜けをやらかしていたから、この時は本当に疲れていたのだという補足だろうか。疲れどころか、深刻な病にでも犯されたような演出だ。原作を知らない視聴者は「え、なんでベジータ唐突に苦しんでるの?」と思ったのではないだろうか。疲れてるだけです。

確かにベジータはナメック星では戦い続けている。キュイ、ナメック星人ドドリアザーボンと2回、リクームにジースにギニュー。1日のうちにこれだけの人数と戦えば、目眩をしても不思議ではない。改めて考えると、フリーザ軍の幹部はベジータがほとんど一人で殺している。フリーザを殺したのも息子のトランクスだから、ナメック星編はサイヤ人王家によるフリーザ軍への見事な復讐劇と見ることもできる。