ロックマンX7 7日目(終)

+2時間20分
このゲームはストレスしか与えてくれない。これほど極上な糞は今まで味わったことがない。ありとあらゆる負の感情を抱かせてくれる。パレスロードは20分ほどかかった。強制スクロール、視界が狭い、穴だらけ、ボスでやられるとステージの中盤からやり直し。まさに糞ステージだった。ホバーの使えるアクセルがいなければもっと時間がかかっていただろう。次のボスのレッドはX7の糞の要素がふんだんに盛り込まれた、ボスの中でも際立った糞ボスである。X6のゲイト戦を5倍ほど糞にした感じの、穴場だらけ、即死だらけの糞バトル。敵のHPがやたら高いのも糞、ただでさえ視界が狭く操作性が悪く何一つ面白くないのに、穴場だらけというのも糞なら、弱点武器が射程距離の短い武器というのも糞だし、弱点武器のダメージも少ないというのも糞だ。一体倒すのにどれくらいの糞時間が糞かかったのだろうか。あと少しで倒せるところまで追いつめても、足を踏み外して穴に落ちればまた最初からである。倒せても達成感などない。あるのはただただ糞掃除を終えた時と同じような解放感だけだった。
次は悪夢の8大ボスとの再戦。全ての弱点武器を持っている?だから何だと言わんばかりの糞である。ボスのHPはバカみたいに高くなり、弱点武器を使い切ってもまず勝てない。そもそも特殊武器のエネルギーもダメージ量も少なすぎる。ハイエナには相変わらず勝てない。やはり糞だ。ロックマンシリーズで、ここまでボスとの再戦が嫌なゲームはなかった。全てが苦痛だ。唯一評価できるのは、ゲームオーバーになってもボスが復活しないこと。もし復活したらそっと電源を切っていただろう。
シグマ戦。第1形態は弱点武器でハメられるが、第2形態はまた穴場だらけの即死ステージだった。ジャンプがしにくくて仕方ない。まさに死ぬほど落ちた。真面目に戦うのも馬鹿らしいので、弱点武器のエクスプロージョンでひたすら連打。運もあるかも知れないが、攻撃を全く避けずに連打しているだけで勝てた。この忌々しいゲームを割と早く終わらせることができたという点で、最終ボスは素晴らしい出来映えだった。
エンディング後にセーブすると、パワーアップ状態を引き継いで最初からやり直せる。魅力的なシステムだ。X5やX6でこういった仕様ならもっと楽しめたと思う。だが残念ながらこれはX7である。2周目は楽になると言われたところで、やる気になどなるわけがない。初回プレイ時は2周したみたいだが、それは各キャラのエンディングを見たかったため。今回はそんなものは見ない。
自分はクソゲーといわれているゲームでもそれなりには楽しんでいるつもりだが、このゲームだけはダメだった。下手に冒険して駄作になるくらいなら、危険を冒さず作られた凡作の方がずっといい。