アークザラッド 精霊の黄昏 1日目

+35分
アークザラッドもポリゴンになった。アクションゲームのX7と違って残念だとは思わず、正当な進化だと思えた。FF7を初めてプレイした時も素直に感動できたし、DQの3D化にも全く抵抗がなかった。このゲームでも、女性キャラクターの乳にホクロがある事に衝撃と感動を覚えた。
ただFFやDQにも言えることだが、ポリゴンのRPGはキャラクターの動きがぎこちなく、2Dの時にも増して人形劇のようになっている。その原因は感情を表現する時にいつも同じ動きをするからだ。最初はそれほど気にならないが、プレイ時間が長くなればなるほど、全く同じ動きを見せられることに激しい違和感を覚えるようになる。FF7のようなクオリティの低いポリゴン人形なら何度同じ動きをしてもそこまで気にならないが、キャラクターそのものはリアルなのに、いつも同じ動きをするというのはかなり不自然。ほんの少し動きの速さや手足の角度、表情を微妙に変えるだけでもこの違和感は軽減されると思うが、恐らく角度も速さも姿勢も全て同じはずだ。
このゲームで記憶にあるのは、カーグやダークが怒っている時の仕草。とにかく同じ動きを連発するので気になって仕方がなかった。またヒロインもペンダントを握りしめる仕草を連発していた。演技の引き出しが少なすぎるのだ。もうちょっと豊かな感情表現をして欲しいと思う。2Dから3Dになっても、感情表現の数が大して変わっていない印象を受けるのは大問題。まあ、ストーリーの長いRPGで毎回違う動きをするのは難しいのかも知れないが。

クリアデータから開始。2周目だとアイテムや金、一部の装備が最初から手に入った状態で始められる。難易度は劇的には変わらない。多少楽になる程度だ。始めてみると、キャラクターが喋る度「喋っているのは私です」と言わんばかりに手を動かし始める。当然毎回同じ動きだ。気にした方が負けだろうが、やはり気になって仕方ない。怒った時の仕草、驚いた時の表情。動き。全てが同じ。スイッチで動かされているような印象を受ける。とても生きたキャラクターには見えない。最近のゲームでも同じなのだろうか。

もう一つ気になって仕方ないことがある。村にいる名もなき少女の胸の膨らみだ。もっと拡大して見たい。ポーレットの乳ぼくろも気になる。嫌らしいよねあれは。見て下さいと言わんばかり。