Twitterがブロック機能を廃止するという。改悪に次ぐ改悪が続き、チャンスとばかりに出て来たスレッズも期待外れに終わる中、想像した事すらない最悪の改変がまだ残っていたとは驚いた。一体あと何回の変身を残している?スパム、botは勿論の事、思想的に気に入らないアカウントを次々とブロックして来た。アプリか何かでは人数がカウントできるらしいが、アプリなど使っていないから何人ブロックしているかはわからない。恐らく1万は下らないだろう。今後もガンガンブロックするつもりだった。元より交流する気などない。検索時に引っ掛かって欲しくないだけだ。不快なアカウントが検索にうじゃうじゃ出て来るのならば、いよいよもう使えない。

YouTubeでは広告の停止ができなくなっている。広告についてのオプションはマイアドセンターというわけのわからぬリンクしかなく、そこを見てもブロックなどは存在しない。わけのわからぬ事をゴチャゴチャ述べるばかりで、広告に対するアクションが報告しかない。「具体的に規約のどこに違反してるのか言ってみろよ」と喧嘩腰である。

こういった一連の流れを見ると、金を払わないユーザーにはとことん不快な思いをしてもらおうという事らしい。Twitterの場合は機能の廃止であり、金を払ってどうこうなる問題かはわからない。ユーザー離れを心配するより、金をむしり取る方向にシフトしてきている。代わりなど現れないという自信から来るものか。インフラといっていいほど定着したサービスである。どれほど質が悪くなろうと、代わりが出て来なければ使わざるを得ない。

しかしネットに蔓延るゴミのような広告は誰にメリットがあるのかわからない。広告は商品を買う者がいなければ成立しない。買うバカがいるというのか。通常の広告を見せられるならわかる。今のネット広告は不快なものが多すぎる。今この商品が安い、これはおいしい、こんなツアーがある。そういった広告などいくらでも見せられて構わない。だがネット広告はコンプレックスを刺激するために不快な画像を見せつける。何かを薦めるのではなく何かを否定して脅して「不安ならうちの商品を買え」というようなものが多い。物を売る態度ではない。買いたいと思うどころか、企業に憎悪さえ抱く広告にメリットがあるとは思えない。