ネット上のサービスの成り立たせるために必要不可欠な広告が、何故揃いも揃って不快なものばかりなのか。購入意欲など全くそそられない。人の不安につけこんで脅すか、性欲に訴えかけるようなものばかりだ。広告は商品に関心を持たせ買わせないと意味がないにもかかわらず、ただ不快にさせて終わっている。嫌がらせにしかなっていない。ユーザーに嫌がられる広告を見せつけて不快にさせて、それでサービス提供側が金を貰う。これが商売として成り立っている事が不思議で仕方ない。

クライアントにとって一体誰が客なのか。不快な広告をばらまいて利益が上がるとは思わない。ピンクチラシのように、大多数の人間にとっては不快だが、ごく一部の人間に刺さるだけでも良しという考え方なのか。そのごく一部の広告に引っ掛かる人間のせいで、ネット上の広告と言えば常に不快なものになっている。コンプレックスを刺激して不安を煽るものが非常に多い。また居住区を特定した上で「○○市の方限定」などと書かれているのも気色悪い。ストーカーされて誰が気分が良いのだ?今時「あなただけに」なんて言われて心を動かす馬鹿がいるのか。昭和を飛び越えて江戸時代の手法ではないのか。

居住区、年齢、性別を勝手に推測し、「どうせお前らはこういうのが好きなんだろ」と広告を見せつけて来る。そしてそれが悉く的外れで、不快である。男にはセックスと頭髪と金を出せば関心を持つと思っている。あまりにも低劣で安易だ。広告で購入に至ったケースは一度もない。ただひたすら不快になるだけだ。低レベルな企業しか広告掲載を望まないくらい、ネット上は魅力のない場所なのか、掲載料の高いであろう場所に払う金がないから、低レベルな企業がネットに跋扈するのか。ネットの掲載料が安いのかどうかは知らないが、少なくともネット広告はテレビや電車以下の劣悪さである事は間違いない。