SARS2発生から133週目

陽性者数は過去最多2週目。増加6週目。先週比は全国134%、東京131%。最も陽性者数が多かったのは水曜。冬のピークから224%、増加前の1435%。

全国の一日の増加比は祝日を除いて111~166%、東京は102~176%。週の後半ほど増加比が低くなっている。マスコミが「○曜日としては最多」などと煽り報道を続けているが、いつもの断末魔であり、ピークアウトは間近である。思った以上に失速が早かった。

ここからは、先週比で下回る日が出てくるのを指折り数える段階である。一日でも下回る日が出て来れば、今回の波は終わりだ。前回の減少期間では一時増加に転じて再び減少するという今までにない現象が起きたが、減少に転じる瞬間の動きはいつも通りだった。また専門家やマスコミが「再拡大が」と煽るのだろう。永久に続けるつもりらしい。政府はこの減少期間に決めるべき事をきっちりと決め、陽性者数で騒げないようにしてもらいたい。

WHOが変異株の名称を無味乾燥なアルファベットと数字にしている事で、しびれを切らした煽り界隈が勝手に名前を付けるようになり、マスコミもそれに乗っかっている。本当に醜悪な限りだ。感染力でしか騒いでいない。陽性者数を把握するという方針を捨てれば、それで煽る事は難しくなる。

134週目月曜は全国110%、東京98%。ピークアウトが近いのは明らかである。ピークアウトが近づくと「ピークアウトなんてしてない」「これからもっと増える」「検査が足りてないだけ」と、まるでピークアウトを望んでいないかのような悪あがきをする人々が大量に沸く。彼等の言う通りピークアウトしなかった事が過去あるか?ない。悪あがきと言うが、ピークアウトに対して何故あがく必要があるのか、全く意味不明である。

重症者数は平均366人(+167)、死亡者数は700人(+409)。冬には陽性者数ピーク時に1002人だったのが、減少3週目に1488人になっている。陽性者数が減少に転じてもしばらく増加すると思われるが、冬のピークを超える可能性は低いだろう。死者数は相変わらず重症者数より桁違いに多く、不自然さが否めない。