ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 53日目

+2時間40分(83時間10分)

5のマップにまだ遭遇していないモンスターがいる。1時間戦い続けても出ない。途中で逃走するようにして戦闘回数を増やしたが、一切出て来ない。出現率1/200以下だろう。つまんね。不毛だから。人間の時間には限りがある。しょうもない事をさすな。好きでやってんだよ。好きでやってるけど限度ってもんがあるだろうが。とっとと出せ。ケツを。

恐らくスライムナイトのレア版だろう。そもそもスライムナイト自体の出現率が低いのだから、なおさら出ない。倒そうが逃げようが同じ事だと思うが、倒した方が良いのか?どれくらい戦ったかカウントされるから、気分的にはマシだ。逃げ続けると獲得ゴールドも変わらず倒した数も変わらず、本当に何も残らない。とはいえ金策手段は別にあり、アイテムも必要ではなく、経験値は全員上限に達している。戦い続ける意味などない。

嫌気が差して場所を変える。五十音順にしてもスライムナイトの次が空白だった。邪だと思われる。ソルティアナ海岸付近にも登場していないモンスターが多い。少し歩いているとスライムナイト邪が出て来た。ここなら出現率はもっと高いと思い、戦い続けた。10分程度でレア版が出て来た。さっきの1時間は何だったのか?

久々に時の破壊者と戦う。AI丸投げであっさり勝った。邪神と対極にある神がおふざけでやっているという落ちだった。邪神はどこからか来た宇宙人だと思っていたが、神なのか?異物でもなんでもねえじゃん。ルーラでヨッチ族の里から出られなくなり、怪しいと思いながら旅の扉から出ると、今度は別の場所に邪悪な者が現れたという。行ってみると、また時の破壊者と同じような事を言いながらすぐ戦闘になった。ウルノーガ第2形態の雑な色違いだった。過去のおまけボスと比べると、ただの唐突な悪役の上ただの色違いで、全くゾクゾクしない。これが最後だったら、すごい尻すぼみだ。

ドラクエはいつから煉獄を地獄よりすごいみたいな扱いをするようになったのだろう。よくはわかってないが、少なくとも地獄より下層だとか苛烈だとかいう事はないはずだ。煉獄火炎と言うと罪が洗われそうな感じがする。魔物には効きそうだが、勇者に効くか?勇者も所詮目的のために他者を殺す罪人だという事か?

人は目新しい言葉を求める。ファッション業界で衣服の名前を次々変えるのもそのためだろう。実態は変わらないのに「本場ではこう呼ぶ」だの「和製英語だったから」と理由を付けては名前をコロコロ変える。今デニムやレギンスとされ、あるいはフーディに変わりつつあるものも、いずれまた変わる。古いものだと思われたくないからだ。そのくせ一方ではビンテージとか言って古いものに価値があるとか言い出すから支離滅裂だと言える。

ともかく煉獄という言葉が出て来たのは、「地獄」という言葉に新鮮味を感じなくなったからだ。地獄に近くてすごそうな名前はないか?と思い辿り着いたのが煉獄だったのだろう。地獄も十分すげーから。仏教の地獄はインフレし過ぎてて意味がわからない。