ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 41日目

+3時間20分(59時間20分)

邪神と戦うための装備を整えるのに30分かかった。闇属性対策のため、持っているあくまのシッポを+3にし、また新しく作るため素材を集めた。ただ必要な暗黒の樹木を持っているモンスターがどこにいるのかわからない。図鑑に載っているのはきりかぶおばけ強のみで、強は今の状態では出ない。結局イシの村などで集めた。

邪神に挑む。HPを計測するつもりだったが、メッセージスピードが早すぎて早々に断念した。装備は整えてもアイテムは整えていなかった。MP回復薬などを持たせておけば戦いはかなり楽になっただろう。面倒臭いからそのまま戦う。闇属性の攻撃などほとんどして来ない。一番鬱陶しいのはマヒ、混乱、マヌーサなどの複数の状態異常にしてくる霧である。それをされると何もできなくなる。まともに戦わせる気がない。

攻撃が激し過ぎて、こちらが攻撃する余裕もない。回復さえできず、ベホマズンメガザルを使わないと体制を立て直せない。ドゥルダの試練で手数を減らすために、ベロニカにほしるふうでわを付けたままだった。アルスかセーニャに付けさせるべきだろう。30分以上準備に費やしながら、実に中途半端だ。

あくまのシッポは、闇の炎に対しては効果覿面だった。2,300ダメージくらいは食らっていたと思うが、100未満のダメージに下がっている。前半は無意味なものの、後半はかなり役に立つ。武器は戦闘中にも自由に変更できるから、アクセサリーも変更できるのだろうか。だとしたらもっと戦いは楽になるだろう。

徐々に追い詰められ敗色濃厚の中、邪神が終末の炎とやらを呼び出した。回復アイテムも尽きそうでメガザルを唱える余裕もなく、やけくその一撃でマダンテを放ったところ、邪神の腕を破壊。終末の炎を支えきれないとかで、そのまま本体ごと自滅した。これはHPを0にしたわけではないという事か?これもう倒せるんじゃね?という予想は的中したが、あっけない幕切れでやや拍子抜けした。

勇者の力でセニカを人間の姿に戻す。やまだかつて、これほど勇者の力が万能だった事があるだろうか。本当にフォースではないか。繰り返し言うが、フォースがどういうものかは知らない。ただこういう力をフォースというのだろうなとは思っている。そしてセニカも勇者同様、時のオーブか何かを壊して過去に戻った。しかし勇者のいる世界はそのままである。どういう事だ。時間そのものが巻き戻るのではないのか。そうでなければ、仲間が魔王出現後の記憶を微かにでも持っているわけがない。わけがわからない。

3Dのムービーはスキップする。ところがその次に始まったムービーはスキップできない。目隠ししてやり過ごそうかと思ったが、本を閉じる映像がチラッと見えてしまった。これは穏やかではいられない。「というお話だったのさ」という落ちだという事ではないか。未来のユグノアとわかるくらいならいいが、一瞬で嫌な予感がよぎった。「まさかアリアハンじゃなかろうな?」と。その予感はやはり的中した。またである。また「実は昔のお話でした」パターンなのである。1→2→3!4→5→6!んで11!もうっ!!!いいよ!!!!!!!!!!おんなしパッターンばっかりー00いいいいいいいいいいあsdg;あうい9!一つ覚え!!!なんで!!!!!ゆうぼう!いっつも!おなじ!!!!!!!ことやるの!!!!!!!!もうっいいっよ!!!!毎回犯人がヤスかよ!!!!!ピーポーピーポー!!!!!!!

3との関連があるとすると、ロトが世界を救ったはるか未来の話だろうと思っていた。また過去だよ。なんでだろう。わからない。ぼくにはわからない。どうして同じ事をするのか。ゾクゾクしないでしょ。おなじだから。ていうか冒険の書の話ムチャクチャになんじゃん。ロトのクソ祖先がすっごい過去からやって来て、未来の勇者達の歴史改竄を阻止してんの?聖武天皇が現代にやって来て古事記を書き直すようなもんじゃないの?ツンと来ないしピンと来ねえよ。冒険の書の事もあって未来の勇者なんだろうなと思ったら、過去だとよ。いやまだわからない。アリアハンに似ているだけかも知れない。それはない。あそこまで似せて3じゃないですなんて話はない。

ひたすら残念だ。好き嫌いと言えばそれまでだが、特に11に関しては過去という落ちだけは避けて欲しかった。数々のセルフパロディも3よりも過去という事なら、むしろ3の方が真似ているという事になる。ラーミアの巫女の方がベローニャのパクリなのだ。やだそんなの。

「というお話だったのさ」はアニメ版ドラクエが元ネタであり、認識しているかどうかは別として、本家が取り入れたようなものである。「というお話だったのさ」はいい。それは皇后になったマルティナが王女に聞かせるというシチュエーションでも良かったわけだ。なんで3にしたかなーそれいらんなー……。

サブイベントをクリアして回る。邪神を倒したのだから、邪竜ネドラも倒せるだろうと思って戦いを挑む。邪神よりはるかに強かった。頭が悪いほど強い。実際アホだし。うすうすこのゲームってそうだよなと思っていた事がある。状態異常ゲームなのである。DS版FF3がそうだった。闇の世界の四天王は通常攻撃に状態異常を付加する。攻撃される度こちらの行動が止まるから、リボンを集めていないとほぼ勝てない。創意工夫もくそもない。動けないのだからどうしようもない。

このゲームでもそうだ。こちらの動きを止めて来るボスが多い。必勝パターンを考えたところで、動きを止めてパターンを崩されればたちどころに負ける。当たり前のように3回連続で行動し、攻撃の種類も多彩であり、一つの状態異常を防いでも別の状態異常は防げない。FF3のようにリボンという万能装備がないからだ(今のところ)。結局全員同じ攻撃の対策をして相手の特定の行動を無効化するか、あるいは対策する攻撃を散らして全体的なリスクを軽減するかといった選択をするわけだが、いずれにせよ運任せの部分が強くなる。そもそも100%防ぐ術がない以上、どこまで行っても運任せだ。過去の作品では、魔王級の敵は「あやしいひとみ」で一人を確実に眠らせてパターンを崩してきたが、この作品は全員の行動を止める。インフレ。

最近のドラクエはパワーアップやパワーダウンの持続時間が短い。3ターンと完全に決められているのだろう。昔はもう少し長くなかったか。呪文で受けるダメージ量を減らそうとしても、行動を止められる上持続時間が短いから、すぐ受けるダメージ量が増える。通常のダメージ量では2回も攻撃に耐えられない。ダメージ量を減らす前に回復しなければならない。回復しようとしても動きを止められる。動きを止められている間に殺される。何度もこのパターンで全滅させられ、怒りも爆発した。何故ならつまんないから。

面白いか?何もできないまま殺される事が。毎回おたけびや焼け付く息で行動不能者が2人3人現れ、復帰した次のターンでまた行動不能になる事が面白いか?「くそっ、手強いぜ!」と思うか?真の強さと言えるのかそれが?「ずっとオレのターン」じゃん。そんなん強いなんて思わねえ。ガチンコでぶつかろうや。金玉ついとんやったら。やることこすいねん。めっちゃ必死でしょ。おたけびおたけびやけつくいきギラギラおたけび。「こっち来んなよー!わーっわーっ(おたけび)!はーっ(やけつくいき)!来んな!やだ!」って感じじゃん邪竜ネドラ。追い詰められると遠巻きから狂ったように攻撃して来るブロックマンのようだ。

これといった有効な戦法も見つけられず、繰り返し戦って無理矢理勝った。明らかに邪神より強い。部下呼んでパワー集めてから呪文唱えるなんて、そんな回りくどい事せんしこの子。毎回行動を止めた上で全体に4、500ダメージ与えて来る。その割に勝っても大した褒美や反響はなかった。もっと褒めろ。まさか作り手はただの邪神の部下のつもりで作ったのか?邪神は倒せるはずだったのが、仲間の裏切りで倒せなくなった。ネドラの場合は勇者がいても封印という道を選んだ。設定的にも邪神より強い可能性はある。