ファイナルファンタジー6 2回目6日目

+3時間
闘技場で退魔の腕輪を手に入れ、フェニックスの洞窟を攻略する。元々のエンカウント率が高すぎるために、下がっても高いことは高い。ロックを仲間にして、だいたいのことはやり終えた。後は最終ダンジョンをやればこの苦行も終了となる。レベル99といえど、貧弱な装備の上蘇生手段が魔石とティナしかないのでは、全滅する危険もある。フェニックスの尾と適当に装備を買っておく。雑魚と戦っていないので金もほとんどない。
さすがに最後ともなれば、エンカウントやローディング地獄にもさほどイライラしない。もうすぐ終わりだという余裕があるからだ。魔石による魔法修得をしていないために、ちょっとヒヤッとする場面もあったが、無事最終地点に到達。セーブなどはせず最終ボスに挑む。
さすがに最終ボスだけあって攻撃力も魔力も高い。FF6はレベルが上がっても防御力や魔法防御力が上がるわけではなく、HPが1万近くとも絶対的な余裕がない。これまで9000台は与えていたダメージも2,3000にまで落ちる場合もあり、まさかの劣勢を強いられた。パーティの要であるティナがカッパにされてしまう。カッパを治す手段がない。カッパーは無論のこと、イエローチェリーもなく、最悪死ねば戻ると思いきや、戦闘不能になってもそのままだった。カッパがここまでタチの悪い状態異常だとは思わなかった。イエローチェリーはかつて1つ持っていたが、何の意味もなくウーマロ戦で使ってしまった。そのおふざけがここに来て響いたか。
その後も他のパーティが凍らされるという不運に見舞われ、敵の数も多いこともあり、全滅というまさかの事態が起きた。セーブなどしていない。最後だからこそ、ダンジョンもストレスを感じずのびのびプレイできたのだ。もう一度繰り返しとなるとそうも言ってられない。舌打ちを毎分120回程度のペースで続けながら、もう一度最終ダンジョンの最初からやり直す。
BGMを録りたいという理由もあり、最終ボス戦は最初から全開で戦うというわけにはいかなかった。曲が1ループするまでは倒せない。最初の3連戦はループのタイミングがよくわからず、最後まで録れたかどうかわからない。ケフカ戦はBGMが割と長い。倒してしまわないか不安になり、一旦エクスポーションケフカを回復した。BGMがループするまで攻撃を止めておくのも難しい。回復手段が少ないから、攻撃を受け続けていると全滅する危険がある。破壊の翼を連発されて本当に全滅する不安がよぎったが、何とか勝った。
結局プレイ時間13時40分という、最初からレベル99だったとは全く思えない時間になってしまった。ただゲーム上のプレイ時間は9時間ほどでしかない。残りの4時間40分には瓦礫の塔での全滅分も含まれているとはいえ、それを除いても3時間は余る。それが全てローディングだとすれば恐ろしい話だ。