「ひかりのたま」は竜神族の秘宝なのか?

Wikipediaドラクエ3の項目を読んでいたら「ひかりのたま」が「竜神族の秘宝」などと書かれてあって仰天した。「竜神族」という言葉は8にしか出てこないはずである。それなのに何故竜神族の秘宝だと断言できるのだろうか。別の作品で明らかになったのだろうか?1〜8まで全てプレイしているが、そんな話は聞いたことがない。一体どこから出てきた話なのだろうか。編集履歴を見ると、2か月くらい前に書き加えられていた。
当然ながら「竜神族の秘宝」という言葉を検索しても、Wikipediaのページしか出てこない。ひかりのたま竜神族の秘宝というのが事実なら、もっと出てきても良いはずだ。やはりこの情報はデタラメなのだろう。
ところが別の言葉で検索してみると、個人のサイトにも「竜神族に伝わる光の玉」などという記述があった。一人しか書いてないなら、その人の妄想という事で片付けられるが、二人目がいるとそうはいかない。情報の出所を突き止める必要があるだろう。
こんな書き込みも見つかった。

582 :名無しさん@LV2001 :2001/04/18(水) 00:32
>>578
ガイシュツだよ。もともと光の玉は竜神族のもので、ロトが
竜の女王から受け取ったものだ。プライドの高い竜王はこれが
許せなく、光の玉を人間から取り返した訳だ(これは人間への
宣戦布告でもある)。

何てこったい。何故ドラクエ8が発売する前に「竜神族」という言葉を使っている人がいるのだろう。竜神族が登場したのは8が初めてではないのか。もしかして、本当に光の玉は竜神族に伝わるものなのだろうか?他にも8の発売前に「竜神族」という言葉が含まれる書き込みがあった。もはや竜の女王が竜神族だ、という説が根も葉もない妄想と言うのは不可能だ。
ゲームではなく、小説版やロトの紋章などに竜神族が登場していたのだろうか。ロトの紋章で検索してもそれらしい情報はなかった。とすると小説版だろうか。検索してみると、そのものズバリの情報があった。ある個人サイトに「小説版では竜の女王は竜神族の長という設定だった」と書かれていたのだ。Wikipediaの記述は疑うくせに、個人サイトの記述を信じるのは何故かって?さあ?
謎は解けた。Wikipediaの記述は、8の竜神族と竜の女王を勝手に結びつけた妄想ではなく、小説版の設定だったらしい。ただし直接小説を読んで確かめたわけではない。あくまで「らしい」であり、「おそらく」「多分」の域を出ないものだ。
この情報が妄想ではないことはわかった。ただゲームと小説は全くの別物ではないだろうか。しれっと「竜の女王は竜神族だよ。」みたいに書かれていても、こっちはまじかる?ぽか〜んとするしかない。少なくとも自分は、小説版で竜の女王が竜神族だと明言されていたとしても、それは小説版での設定であって、ゲームとは関係のない話だと考える。だから「光の玉は竜神族の秘宝である」という設定は受け入れられないし、ゲームのドラゴンクエスト3の項目に書くのは不適切ではないかなと思う。書くにしても、小説版の設定であると明記する必要があるのではないだろうか。