ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 1日目

+1時間20分
不安材料はWiiクラシックコントローラーで、ニンテンドー64対応ソフトであるこの作品を正常にプレイできるかどうかだ。最初は使うアイテムも少ないから問題はないものの、連続でジャンプして丘を登っていく箇所で行き詰まる。まるでゲーム初心者のようだ。同じ3Dスティックでも操作感が多少違うのかも知れない。
イベントシーンが長いのは最初だけで、すぐ町の中に放り出され自由行動となった。大妖精のカケラを見つけろという指令が始まり、町中を探すも全く見つからない。初めてにしては随分難度の高い指令だ。どんどん無駄に時間が過ぎていく。
どれだけ探しても見つからず、ほこらに戻ってもう一度話を聞こうとすると、リンクの体から妖精が現れた。知らない内に妖精を見つけていたらしい。そんなのアリかね。何のメッセージもなかった。妖精を見つけた!大妖精の下へ連れて行こう!とか言ってくれ。

大妖精が復活すると魔力を授けられ、シャボン玉を吐けるようになった。妖精のほこらの前にある風船を割ると子供と追いかけっこするイベントが発生。町中にちらばった5人の子供を捜し出すという、如何にも厄介なイベントだった。しかも時間制限があり、最初は一人残して失敗。
制限時間は夜明けまでだから、すぐに2回目に挑戦すれば次の時間はかなり長くなる。逃した一人は、花でジャンプしないと行けない場所にいた。全員探し出すと天文台へ行けるようになり、月の涙という宝石を入手する。妖精が親切にその宝石を欲しがっていた人がいたはずだと教えてくれ、イベントを進めることができた。
既に3日目になっている。あと1日で世界が滅んでゲームオーバーになるというが、まだセーブをしていない。セーブはオカリナを手に入れてからでないと無理らしい。ここでもたつくとセーブできないまま最初からなのだろうか。それはあまりにシビアすぎる。
女神転生1を思い出すような焦るカウントダウンが画面に表示される中、宝石と交換したジャンプ台から塔の上に辿り着き、スタルキッドから割とあっさりとオカリナを奪還。無事時間を巻き戻し、セーブできた。かなりギリギリだった。恐らく3日目にならないと塔の上に行けないだろうから、どんなプレイヤーであろうと切羽詰まった状況になるように設計されているのだとは思うが、こちらはナチュラルに3日目になっていたから焦った。
始めたばかりで何とも言えないが、今のところ不安の方が大きい。何かとてつもなく面倒臭そうな印象を受けた。任天堂に限って不親切ということもないだろう。現に1度戻った後も次に行くべき道を教えてくれている。ノーヒントでさあ解け、というような類ではないと思いたい。