仕方のないことだが、オリジナルでは声がなかったキャラクターに声がつくと違和感がある。特に女キャラはリアル調のCGにも拘わらず、如何にもアニメ声という感じで違和感が強い。アニメタッチならそれでいいが、実写に近いのであればもう少し落ち着いた声の方がいい。以下纏められないので箇条書き。
- タークスのかませ臭がすごいが、本編でもかませだったので特に問題はない。
- 敵のリーダーが持ってる刀、あれるろうに剣心の連刃刀じゃね?
- ツォンは生きてたという設定になったのに、また死にかけにされたのか。酷い人生だな。
- ルードの目がつぶらだった。サングラスのスペア持ってるのかよ、というツッコミを期待しているシーンがあって若干恥ずかしかった。
- シドが印象より細いし若い。
- クラウドを空高く飛ばすシーンはワンピースのアラバスタ編を彷彿とさせた。
- このリアルなCGで巨大な召喚獣を倒されるとかなり違和感がある。こいつら人間じゃないな。
- 戦闘シーンが長い
- クラウドはいつ二天一流をマスターしたんだ。
- セフィロスが化けて出てきたが、クラウドの変なリミット技であっさり退場。ラスボスの威厳は登場作品数と反比例する。これをシグマの法則といいます。
- エアリスも化けて出てきた。ヒーローやヒロインが死んでしまうと、その後主人公がピンチになる度化けて出てこなければならないのでなかなか成仏できない。これをアークククルの法則といいます。
- ウジウジウジ虫君の物語は7で終わったはずなのに、またウジウジ物語だった。結局クラウドというキャラは周りに説教される運命にあるのか?
- 仲間がチョイ役だった。戦うだけかよ。特にデブモーグリのいないケットシーは電話で事足りるだろう。元々仲間になる理由も薄かったし、接点の少ないキャラクターにそれぞれ役目と見せ場を用意するのは難しいのか。
- そもそもの発端である神羅が味方側であることに違和感がある。この作品だけを見るとほとんど悪く描かれていない。
- セフィロスの新たな目的は宇宙船地球号なのか?ライフストリームの理屈から言って完全にセフィロスが死ぬことはないのかも知れないが、騒ぎを起こしてはすぐ鎮圧されるのは間抜けだ。もう復活しない方が良いんじゃないか。
- この映像クオリティでのリメイクは至難の業か。ただグラフィックを向上させるだけでは不自然になるし、実際にリメイクするとなると、ほとんど1から作り直すことになりそうだ。改めてFF7をプレイして思ったが、ストーリーというかクラウド達が行き当たりばったり過ぎて、映像がリアルになればなるほど不自然さが浮き彫りになる。シナリオも練り直さなければならないだろう。説明不足のところを改善し、スピンオフとの整合性を保ち、さらに旧作ファンが暴れないように作り替える。不可能な気がしてきた。