SARS2発生から160週目

陽性者数

  • 減少4週目
  • 5類まで残り14週
  • 過去38番目(+10)の多さ
  • 先週比…全国71%、東京67%
  • 一日の増加比(祝日除く)…全国66~76%、東京66~69%
  • 最も陽性者数が多かったのは火曜で、全国が193番目(+58)、東京が267番目(+52)の多さ。
  • 減少に転じてから25%、夏のピークから19%。

減少ペースが更に落ちた。21年秋のように、毎週50%ペースで減り続けるという事はなさそうだ。4週目でピークから75%減少している。去年の冬は75%減少するまでに17週かかっている。逆に言えばそれだけ減少期間が長かったという事でもある。今回それだけ続けば、5類前に拡大に転じる事はなく、陽性者数で騒ぐ現象は二度と起こらないという事になる。他人任せのマスコミは5月まで陽性者数の速報を止める気がなさそうだ。

他人任せはマスコミに限った事ではない。「お上が決めた事だから」と感染対策のルールをいつまで経っても変えようとしない。法律で決まっているのか?37.5度がうんぬんかんぬん、体調不良がどんねんこんねん。

舞台の上ではマスクを外してラッパや縦笛を吹く演奏者がいるにもかかわらず、観客にはマスク着用を求める。一体何のセレモニーだ?我々は何をやらされているのだ?そしてお上が外せと言っても外さない。何故我々は自分で何も決められない上、命令を更新できない?誰の命令を聞いている?誰に従っている?誰の意志が働いている?会話のない室内ではマスクを外しても良いと言っているのに、ルールが一向になくならない。思考を放棄している。もはや感染対策でも何でもない。

この国には同調圧力という名の、何者にも制御不能の権力が存在する。日本人は無駄に柔軟で無駄に意固地である。だから新しいルールをたやすく受け入れる一方、一旦受け入れたルールを変えられない。ルールは形骸化し、セレモニーとして残り続ける。何の意味もなく置かれ誰も使わない消毒液、高そうな検温センサー、古びた「変異株が猛威を振るっています」の貼り紙。5類になっても何も変わらないかも知れない。

161週目月曜は全国73%、東京61%。

重症、死亡

  • 重症者数…平均468人(-116)
  • 死亡者数…1838人(-432)