＋１時間３０分
イージーモード（ブルース）
「どうせお前らここまでしないとクリアできないんだろ」というような侮りすら感じる、徹底した親切設計だった。穴は大部分でふさがり、至る所に弥七というＭ缶と同じ効果のアイテムが置かれ、雑魚もボスも攻撃パターンが変化している。ダメージが半減するとか雑魚がただ減るだけとか、そういう単調さはなく、どういった部分を変えれば簡単になるかしっかり考えられている。
つまり不安なのはハードの方だ。どうすれば難しくなるか考えて、仕掛けの配置も敵の行動パターンも嫌らしく変えているわけだ。大きなネジも消えているかも知れない。相当覚悟して挑まねばならないようだ。イージーが「ここまでしないとクリアできないだろ」なら、ハードは「ここまでやったらクリアできないだろ」になるのか。一部の変態プレイヤーがどんな課題も突破できるのは決まり切っている。彼等になど合わせる必要はない。何度も言っているが、彼等は言われなくても自分達で勝手に縛る。
世間的な評価は９の方が高く10が低そうだが（詳しく見ていない）、少なくとも難易度ごとの丁寧な作りは、格段に10が勝っている。９のハードモードは有料だったにもかかわらず、敵を大量に増やしただけで、後半になればなるほどオリジナルとの違いが少なくなるというお手軽なものだった。
イージークリアで様々な条件を達成する。イージーやロックマン以外でも構わないなら、ほとんどの条件がそれほど難しくないはずだ。さすがにノーダメージはイージーだろうと厳しい。
