中古で1300円だったので衝動的に購入。中古カートリッジのお楽しみといえばセーブデータである。個人情報なんちゃらかんちゃらで削除されている可能性もあったが、毎日大量に買い取っているであろうソフトを、全ていちいち店員がＤＳに差し込んで削除しているとは思えない。ソフマップで買った有野の挑戦状もそのままだったし、今回駿河屋で買ったＤＱ９もセーブデータはそのままだった。これは店側の対応がどうというより、売る側にセキュリティ感覚がないのではないか？別にセーブデータ見られたところでどうということはないのだが。
セーブデータをまさぐってみると、プレイ時間は150時間近く。プロフィールには1998年生まれと書かれている。1998年生まれ自称悪魔系１２歳の女子らしい。オンラインゲームならネカマ且つ年齢詐称の可能性も十分にあるが、ＤＱ９ではあえて詐称する意味もないだろう。とするとこれはアタリではないだろうか？などと言うと１億万人の読者諸氏が引くからやめておこう。しかし３０代男よりはアタリであることに異論はないはずだ。１２歳とか別に興味ないけどね。日本の行く末と同じくらいしか興味ない。
モンスターコンプリート率は７０％。アイテム収集率も宝の地図も全てが中途半端。ここから続きをプレイしてもわけがわからないし、セーブデータを消すのも勿体ない。エニックスは近年「セーブデータをソフト１本につき１つにする」という狡っ辛い商法を編み出したために、新しく始めるにはセーブデータを消さなければならない。それはあまりに勿体ないではないか。本当にエニックスは姑息だ。一時凌ぎという意味でも、卑怯という意味でも。どこぞの１２歳女子が150時間もかけたデータを消すのは忍びない。しばらくこのデータでプレイするか。いつプレイすることになるだろう。まずＰＳ２の積みゲーを処理しないことには始められない。それが自分に課した制約！覚悟の証！
