「耳障りのいい」は本当に意味のわからん言葉だ。耳「障り」だって言ってんのに。「目障りのいい」は言わんのになと思ったら、既に駆使している新種をSNSで大量に発見した。そうか、もういるか。「障がい者はそのうちしょうがい者になるんだろう」と思ったら本当にいる。恐ろしい事だ。言葉は変化する。あらゆる誤用が正しいものに代わって来た。とはいえ、障りつってんのに良いだの悪いだのと後に続けるのは不気味だ。「耳障りのいい」に嘆いている各位は、「目障りがいいとは言わないよね?」という説得はやめた方がいい。「いや言うけど?」と返されてお終いだから。