お絵描きセットを使い切る562

プリンセスラバー(不明)
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86週目。4位(+2)。全国比75%、東京67%。減少2週目。最も陽性者数が多かったのは水曜で、全国が過去13番目(+9)、東京は過去27番目(+18)の多さとなった。ピークから73%(-22)、夏の拡大前の1145%(-420)、去年冬の最多の265%(-89)。過去の拡大期と比較すると、夏の7週目(-1)より多い。

減少傾向が確実なものになると、さすがに協会も見出しで触れ始めた。ただ毎日全く変わり映えがなく、淡々と「○日連続先週下回る」としか書かない。増加傾向にある時は具体的な数値を伴っていやらしく報道していたのとはえらい違いだ。

全国も順調に減り始めている。問題はいつまで続くかと、先週比でどこまで下がるかだ。減少期にあっても先週比は重要な指標である。一旦50%まで下がっていたものが70%や80%にまで上がってくれば、増加に転じる兆候という事になる。最近は90%台を経ず、いきなり80%前後から増加に転じるケースが増えている。80%だから来週も安全という事は全くない。少なくとも来週も70%前後はキープしないと、順調とは言えない。

政府、マスコミ、専門家などはピークアウトした事すら認めず、「来週の再増加もあり得る」などと不安を煽る事しかしない。陽性者数や重症者数について、減少に転じた直後に「依然高水準」などとわけのわからない事を言う。減り始めたばかりで依然とは頭がやられているのか。そして減り切ったところで「去年冬と同水準」などと言い出し、どこまで減ろうと自分基準で「高水準」だと言い張り続ける。明確な定義のない言葉を徹底的に悪用している。

87週目月曜は、全国60%、東京で51%と、異常なくらい減少している。異常過ぎて何かのイレギュラーではないかと疑っている。火曜以降の動向も見なければならない。それにしても直ちに再増加する事など考えられず、国民を縛り付けるためにかすりもしない予測をし続ける政府や専門家は、罪深いと言わざるを得ない。「もう減った安心だ」とどんちゃん騒ぎする国民がいれば吊るすべきだが、そんな奴がどこにいるのかという話である。

重症者数は平均2172人(+161)となった。これまでの傾向では、陽性者減少3週目に重症者が減少に転じる事が多かった。既に一日単位では減る日も出てきている。

死亡者数は408人(+93)と23%増加。死亡者数が減少に転じるタイミングは、重症者数ほど一定ではない。陽性者減少4週目まで増加している事もあった。

接種29週目。1回目の接種数は7500万人で、全体の59%ほどになった。接種開始が出遅れたにもかかわらず、アメリカの接種率を超えようとしている。高齢者の接種率が頭打ちになってきているようだが、90%近ければ十分だろう。依然週400万人のペースを維持している。維持できれば9月中に70%程度になる。接種率が伸びても陽性者数の激減は期待できない。イスラエルが一時数人にまで減ったという話は何だったのかよくわからない。