ナムコットコレクション ワギャンランド

+1時間

巻き戻し機能をフルに使ってクリア。幼児向けのゲームなのだろうが、アクションパートもボスパートもすんなりクリアできない。アクションに関してはボタンを押してからの反応が遅い。また敵に一度でも当たると即死というルールが厳しい。

ボスパートはまじめにやる気がしない。神経衰弱は敵が恐らく完璧に記憶しているから、一度でも間違うと勝ち目がない。こちらは全く記憶できない。老化のせいではない。元々苦手だった。さっぱり覚えられない。ある程度法則性があるとはいえ、その法則もいまいちわからない。

しりとりもまともにやる能力が自分にはなかった。最終ボスとのしりとりは機能を使わないとクリアできる気がしない。ゲームが最後まで成立するようにカードが用意されているわけではない。ゲームの流れによっては次に引くカードがなく、必要ポイントがないと有無を言わさず対決がなかった事になってしまう。これを幼児が普通にクリアできるのだろうか。

ワギャンが敵を殺す事はなくても、敵方は平然と殺戮行為を行っている。主人公の兄だか親族だかが死んだ状態で出て来るのは、世界観に似つかわしくない重い設定だと感じた。最終的に生き返ったかどうかは忘れた。死んだままなのだとしたら重い。ロックマンでさえワイリーは誰も殺していないはずだ。

同じ絵柄のカードでも、違う読み方ができるのは画期的だが、ファミコンの単純なイラストだからこそ可能な事だろう。シカの絵をトナカイと読むのは、ファミコンだからといって許される事なのかどうかは、動物に詳しくないから知らない。このしりとりは、ワギャンランドの専売特許にしておくには惜しい。普通にテーブルゲームとして存在していても不思議ではない。