メガドライブミニ 131日目

ストーリーオブトア(1)

+40分

アクションRPGという事で期待していたが、大きすぎるキャラクター、妙にリアルな動き、ややクセのある操作性と、出だしから多数の不安に襲われた。そしてその不安の通り、微妙そうなゲームだった。

リアルな動きという事はテンポが悪いという事である。その上ボタンを長く押すかどうかで挙動が変わってしまう。ジャンプはボタンを押すと同時に飛ぶのではなく、ボタンを離してから飛ぶ。離さないとしゃがんでしまう。ダッシュしながら縦移動から横移動に切り替える際には、一旦ストップしなければならない。斜めに向かって移動はできても、攻撃はできない。直感的に動かせない。操作にストレスが生じるというのは、その段階でプレイヤーとゲームとの間に壁ができてしまう。

最初のダンジョンはすぐにボスが現れた。当たり判定が厳し過ぎる、敵の体に少し触れただけでもダメージを受けてしまう。早くもイライラしてきた。堪え性のないおじさんである。もはやセーブを使う事に何のためらいもない。戦いの途中では使わないという謎のこだわりはある。回復アイテムをほぼ使い切って勝った。達成感がない。

ダンジョンをクリアすると精霊が仲間になった。呼んでいるだけで常にSPを消費し、0になると消える。再び召喚するには、精霊それぞれに方法があるらしい。水の精霊は水辺に魔力的なものを当てると出て来るそうである。クセ。クセよ。クセが強いよ。最後までできるかどうかは未知数だ。