けいおん（不明）
68週目。3位。全国比110%、東京115%。増加9週目で増加前の515%、第3波ピーク時の83%。最も陽性者数が多かった土曜日は全国で過去9番目、東京は21番目の多さとなった。祝日があったため増加比は下がった。ただし東京は週の後半ほど増加比が上がり、月曜105%に対し日曜は138%だった。全国も日曜が128%で突出して高い。
今日も全国135%、東京167%とそれまでと比べて異常に多い。連休前の駆け込み検査で陽性者数が増えたのかも知れない。去年の同じ時期は減少期だったが、5月4日が連休前の最後の金曜日から3日後という点で似た条件である。前後の日の先週比が45～60%程度の中、2～4日だけ80～94%と高くなっていた。その後は連休明けも50%未満の減少傾向が続いていたから、2～4日だけ異常な高さだという事である。
来週は大幅に検査数が減るため、見かけ上の陽性者数は減ると思われる。年明けのように連休中でも微増していた場合は、実際の陽性者数は先週比1.5倍以上だと考えられる。先週はゴールデンウィークの事を失念していた。最多を更新するにしても再来週以降になるだろう。なお4週ごとの陽性者数は11万8815人で、53～56週の11万6874人をわずかに上回り最多となった。
再来週は緊急事態宣言から2週間後であり、また去年は減少期でもあった。最多を更新せず、そのまま減少に転じる可能性もなくはない。来週と再来週に差がなければ、実質減少していると考えて良いだろう。緊急事態宣言はやればやるほど効果が薄くなると思われる。１回目の緊急事態宣言の夢をいつまでも見ていてはいけない。今回もまた、ろくな意味もないのに延長するのではないか。延長も諸刃の剣である。下手をすると効果がない事がバレてしまう。前回は増え始めてからの解除となった。あれ以上続けると「宣言中に第4波」という最悪のシナリオが起こっていた可能性がある。そうなると緊急事態宣言無意味論が蔓延し、更に効果が下がる。多くの国民にとって呼び掛けられるだけの緊急事態宣言は、人々の信じる心によって効果が上下する。どんな法律だよ。
接種11週目。下がりはしないが上がりもしない。というか接種情報の更新が遅いから、状況がよくわからない。
