メガドライブミニ 80日目

+4時間20分

シャイニング・フォース~神々の遺産~(7)

淡々と進んでいる。転職後の弱体化の影響も少なくなっているのだろう。船で戦闘→船が壊れて修理という展開を2回繰り返す内に第6章に突入した。全8章か10章くらいか。気になるのは、説明書の魔法修得表ではレベル30まで用意されていた事だ。普通に進めてそこまで必要になるとは思えない。帝国の幹部もかなり減っている。
国の名前がメタファーとかプロトコルとか、その辺のカタカナ語から取って来ている。かと思えばウランバートルという実名も飛び出す。どういうセンスなのか。一方竜が住むドラゴニアは普通過ぎる。他の作品とかなり重複していそうだ。
国を滅ぼしたような気がするカインという敵と再戦する。物語では重要な役割らしいが、さほど苦戦する事もなく倒した。自動回復していなかったような気がする。シミュレーションRPGは序盤が一番難しいというパターンが多いように思う。マップを繰り返しプレイしてのレベル上げも全くしていない。
カインは主人公の兄だった。唐突過ぎる。喋らない記憶喪失の主人公の兄といわれても「兄さん!」にはならない。仲間が自由に選べるという性質上、戦闘に参加している面子は基本誰も喋らない。つまりリアクションするのは敵と脇役だけなのである。カインは一旦消滅した後、またどこからともなく現れた。その後主人公をかばって死んだ。消滅した時点で死んだと思っていたから、急に蘇ってまた死なれても困惑が増すばかりだ。
これで帝国幹部は残り一人くらいになった。完全に終盤だろう。まだ転職前のレベルにすら戻っていない。程々の難度と長さのお手軽なシミュレーションRPGという解釈で良かったようだ。

序盤に出て来たミシャエラという幹部が登場する。忘れていた。初期位置は主人公とそれほど離れていないが、戦闘開始からどんどん主人公から遠ざかっている。目的の場所に到達すると強くなるのかも知れないと思って追跡を試みたものの、敵が邪魔して簡単には近寄れない。空を飛べるユニットは少数の上それほど強くない。

結局周りの敵を蹴散らしてからボスに挑むという、いつもの戦略にせざるを得なかった。ボスは玉座に到着すると動きを止めた。強くなるわけではないが、玉座の周りは障害物扱いで、正面からしか攻撃できない。つまりボスの狙いは袋叩きの回避である。みみっちい戦法ではあるが、効果は絶大だった。自動回復を上回るダメージを与えるのが難しくなる。しかも魔法の攻撃範囲が非常に広い上、MPは無限だった。なすすべなく主人公以外全滅した。

2回目はMPを消費せず、仲間の犠牲者を出さずに雑魚を蹴散らしてから、ボスを取り囲む。飛行ユニット、魔法使い、アーチャーなどが全員攻撃できるようにした。ボスの魔法が強力過ぎて何ターンも袋叩き状態は続けられないが、ばたばたと死人が出る前に倒せた。これで帝国の幹部は今度こそ一人で、国王だか皇帝だかが一人いるだけだ。急に幹部が増えたりしない限りは終わりが近い。主人公も最強と思われる武器も手に入れた。主人公が強くてもやられたら終わりだから、前線には出せない。意味がない。

竜の最後の生き残りが全く役に立たない。頻繁に攻撃をミスし、当たっても1にしかならず、いつまで経ってもレベルが1のままだ。成長すれば強くなるのだろうが、弱いままクリアしそうだ。