メガドライブミニ 72日目

+55分

アリシアドラグーン(1)

標準の武器が複数の敵を同時に狙い撃ちにする雷というアクションゲームだった。性能が良すぎて、どう立ち回って良いのかわからない。武器の性能に合わせて敵の出現数や攻撃が激しい。何となくプレイしてステージ1をクリアする。ステージ2で1度やられると、そのままゲームオーバーになった。残機という概念がなかった。これだからレトロゲームは。しかしファミコンではあまりこの手の仕様の印象がない。

もう一度プレイしても同様にステージ2のボスで負けた。説明書を見るとコンテニューアイテムとやらを取っていればコンテニューできるらしいが、当然手に入れた回数分しかできない。しかも2回プレイして2回見つけられなかった。レトロゲームは何かというと隠す。回数制限を設ける。そうする事で攻略に要する時間を延ばしている。

一直線に進まず、できるだけアイテムを取りながら進めろという事なのだろう。何かを考えながらプレイしたくない。何を求めてゲームをしているのか自分でもわからないが、じっくり攻略しようという気が沸かない。沸け。沸かせ。

ステージ1には思っている以上に隠しアイテムがあった。アクションより探索がメインと言っても良さそうだ。強化された事でステージ2を突破できるようになった。だがそれ以後はステージ1ほど隠しアイテムが見つからない。ステージ4でゲームオーバーになった。ゲームオーバーといっても2回やられただけだ。あまりにも厳しいルールだ。念入りに探しているつもりでも、アイテムは簡単に見つからない。敵が多すぎて、いつ何故攻撃を食らったのかもよくわからない。探索すればするほどダメージが蓄積する。後半のステージになれば尚更探索が難しい。

早くもセーブを使おうと考えている。ソニックにしてもそうだが、何故こうも我慢できなくなったのだろう。このゲームを5000円で買っていたら、それ以前にセーブ機能などなければ、普通に攻略せざるを得ない。だが5000円で買ったのは42本のゲーム集であり、セーブ機能が搭載されている。使えばいい。ゲーマーとしての矜持など持ち合わせていない。最短で全部クリアしてから、それでも自力でやりたければやればいい。意欲が沸かないのだから仕方がない。