お絵描きセットを使い切る233

フルメタルパニック(ふもっふ)
髪の色よ
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診断は受けていないが、多汗症である。だから人と握手などできない。極力他人に触れないようにしている。たとえば握手を求められた時、「多汗症だから気持ち悪いと思うのでやめましょう」と言ったとする。相手はだいたい「そんな事気にしないですから」と答えるだろう。「あ、そうなんですか」と言って手を引っ込めたら、「多汗症を気持ち悪がる狭量な人間」である事を認めてしまう事になるからだ。実際に握手するとやはり気持ちが悪いのだが、それをおくびにも出さず「全然わからないですよ」と慰めさせる事になる。多汗症だからと説明する事は、相手に握手を無理強いしている事に繋がりかねない。本当の配慮とは、何も言わずに握手を拒否する事ではないのか。自分が悪役になれば、相手が気持ち悪い思いをせずに済む。その代わりに拒否されたという不快感が残るだろう。多汗症という罪がある限り、相手に嫌な感情を抱かせる結果に変わりはない。それは仕方がない。小学生の頃運動会のフォークダンスで、普段はおとなしく目立たない女子が、クラスの割と人気のある男子と手を繋ごうとせず踊りが止まり、他の女子から追及されて泣きだすという事件が起きた。その女子は最後まで理由を語らなかったが、多汗症が原因だった可能性がある。ちなみにこんな出来事はなかった。まったくの虚言である。