ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 34日目

+2時間45分(44時間45分)

スロット。75000枚から25万枚程度に増える。ジャックポットは出ない。出そうにない。ルーレットの方が効率的か?スロットはボタンを押し続けるだけで良いが、ルーレットは毎回3箇所に賭けなければならない。手間を考えればスロットの方がいい。いずれにせよ不毛だ。レベル上げはまだキャラクターが強くなっているからともかく、カジノは何も変わらない。

更に1時間で60万枚くらいになる。ジャックポットどころか、7が1つでも画面内で止まる事がほとんどないように思われる。2時間以内に一度は出るであろうルーレットより、ジャックポットの効率は悪そうだ。ただコンスタントには稼げる。ルーレットはジャックポットが出ない限りじり貧というのが精神的に辛い。アイテム収集目的なら、百数十万枚あれば事足りる。

カジノは面倒臭くなってきたから、魔王を倒す事にする。ウルノーガは思っていたのと違う外見だった。こんな姿だったか?魔王というより幹部に見える。AI丸投げで第1形態を撃破すると、案の定変身。ウルノーガの他に邪竜ウルナーガという知らない人が突然沸いて出て来た。コンビとは知らなかった。どちらがボケでどちらが戸惑いだ?2Dモードの戦闘はメッセージスピードが早すぎて何も読めない。最大速度にしているとプレイヤーの入力待ちをしないのだろう。

3Dモードではどうか知らないが、少なくとも2Dモードでは中ボス、なんだったら終盤の雑魚敵のような、威厳のない見た目だった。強さもよくわからない。AI丸投げだった。CPU同士の対戦を見ているような気持になる。プレイヤー不在だ。だったらてめえが指示しろやといわれても、丸投げで勝てるんだったら丸投げるよ。丸は投げるか焼くものだ。

命の大樹が復活した時、「これは犠牲者が全員蘇るなし崩しエンディングじゃないのか?」と思ったが、復活したのは命の大樹だけだった。そんなエンディングならがっかりしていたが、ならないならならないで少しがっかりしている。こういう人間が、何かにつけどっちに転んでも叩くのである。

エンディング終了後一旦ゲームは終わるが、冒険の書で再開すると、普通に魔王を倒した後の話だった。今までの作品はクリア後にエピソードが追加されても、時間は魔王を倒す前に巻き戻っている事が多かった。9も違ったか。クリア後にどこが変化したのかわからなかった8と違い、11は相変らず仲間が指示する。そのラジコンにならざるを得ない。「他にあてがなければ」と一応こちらに配慮するそぶりを見せているが、要するに「あてなんかあるわけねえだろ、すぐオレの言った場所に行け」と言っているのである。

言われた通りの場所に行くと、ベロニカを生き返らせられるかも知れない、という展開になる。なし崩しエンディングではなかったが、結局蘇るという路線は予想通りだった。多大な犠牲が出た中、自分達の身内だけ蘇らせるのか?と思っていると、時間そのものを魔王出現前まで巻き戻すという想像もしない方向に話が進んだ。サブタイトルに思いっ切り「過ぎ去りし時を求めて」とあるし、本編ではそういう要素は薄かった。かつての勇者の足跡を追ってはいたが、サブタイトルにするほどの事ではない。それくらいの事は歴代勇者もやっている。クリア後に本題に入ったというより、エンディング自体がダミーだったのかも知れない。さすがにサブタイトルそのものでは、何だこの展開などとは言えない。今までが前置きのようなものだったわけだ。とはいえ魔王を倒すだけだから、ストーリーとしては長くなりそうにない。

過去に戻れるのは勇者だけで、過去の仲間のレベルは当時風のものだった。過去に戻ったらそこにも勇者がいるのではないのか。主人公が過去という別の世界に向かったのではなく、時間そのものが巻き戻ったという事か。肩書も当時のものに戻っていると思われるが、ロウの肩書が「むっつりスケベ」だった。そんな酷い肩書だった事があるだろうか。ロウという人物は何者ですか。むっつりスケベです。答えになってねえ。