ロックマン11 運命の歯車!! 9日目

+35分(5時間5分)

一度ボスまでたどり着いているラバーマンステージ。それでも苦戦する。苦戦するしイライラする。イライラの根元(こんもと)はスライディングの操作性が悪い事だ。このステージには6のガマ太夫を彷彿とはさせない、でかいカエルの中ボスが登場する。このカエルのジャンプを回避するにはスライディングが有効だ。左に迫って来るカエルを避けるには右にスライディングするのが当然だし、右を向いたロックマンが右にスライディングすると考えるのは極めて当然だ。だが実際にはほとんどの場合左にスライディングするか、スライディングが不発に終わる。

いまだかつてこれほどスライディングがしづらいロックマンはなかった。これ一点でクソゲーと言ってよい。ロックマン暦30年にして初めてスライディングが使いこなせない。何故か?げーむがくそだから。それ以外に理由はない。

ボス戦でも当然同じだ。スライディングのせいで楽しくない。弱点の特定作業もはかどらない。必死に爆弾を当てていた。爆弾がボスに引っ付いて行くから弱点だと思ったが、結局パイルが弱点だったようだ。

ヒューズマンステージ

残りは氷と電気の2体。伝統的に氷には電気が有効だから、必然的に電気から先にクリアする事になる。3のエレクトリックガビョールという渋い敵が再登場する。同名か少し違うのかはわからないし、4以降もいたかも知れないが、ともかくその敵が鬱陶しかった。即死より体力切れ狙いのステージのようだ。中ボスも強い。しかし強さ以上に結局スライディングの不発誤爆にイライラして仕方ない。このゲームの肝と言って良いスライディングの仕様が糞。ダメだ本当に。

スライディングの仕様というより、アクションの仕様がおかしい。突然違う方向に歩き出す事がある。ジャンプして別の足場に降りた直後が特に起こりやすい。コントローラーのせいなのかゲームのせいなのかわからない。少なくとも自分のせいではない。絶対に自分のせいではない。もう一度言うが、30年間ロックマンのスライディングに不自由を感じた事はない。スライディングが登場したロックマンから30年も経ってねーよという声など意に介さない。

そういえば、ダッシュジャンプが爽快だったロックマンXシリーズも、7からダッシュがしづらくなった。根幹部分が揺らいだらそのゲームは終わりだ。逆方向に進む事とスライディングの不発は密接に関係している。突然逆方向に歩き出すのはコントローラーの仕様と自分の持ち方、抑え方のミスマッチだと考えられ、スライディングの不発はスライディング中に逆方向を押すと途中で止まるという仕様が原因である。しかし逆方向など押しているつもりはない。何故か逆方向に進んでしまうという現象のせいで、意図しないキャンセルが起きてしまうのである。この場合ゲームがくそなのかコントローラーがくそなのか一概に判断しかねる。スライディングにキャンセルなどいらないが、仮に廃止しても「突然逆に歩き出す」「逆方向にスライディングする」という問題は解決されない。ゆえに糞度はコントローラーに軍配が上がる。操作は下の十字キーで行っている。アナログスティックではまずスライディング自体できない。Wiiに続いてSwitchでもコントローラーがネックか。懐古っちゃうぞ。ファミコンはよかったなあ。