今週も間延びしているドラゴンボールZ #234

観念していたはずの界王神がブウとがんばって戦っている。悟飯より根性がある。
前回に引き続いてサタンの独演会で時間稼ぎ。人間は本来空を飛べるかも知れないと言い出すサタン。界王神星でも同様の事を言っている。アニメの先走りパターンなのだろうか。それとも原作で既にやっているのか。1年程度のタイムラグがあるなら、やっている可能性は高い。調べない。
ブウは登場から数話で、高い戦闘力、相手の技を即座に模倣する能力、殴られても手ごたえがなく、槍で貫かれても回復し、腹に大穴を開けられてさえも死なないという性能を明らかにした。この上なくラスボスである。これ以上の性能は存在しない。あとの敵は性能上は全て劣化であり蛇足である。「超」で現状最後の敵であるジレンの性能はというと、何もない。シンプルに強いだけというのも一つの考え方だろう。ただキャラクターとしての魅力に欠けていた。ならブウに魅力があるのかといえば、それは、どうだろう。多分パンチ不足だと思ったから途中で悪のブウを出したのだろうとは思う。ただブウはどう形を変えようと知能が低く、確固たる信念のある悪ではない。あるいはバビディがブウの力を取り入れて強くなった方が、憎らしく印象に残る敵だったかも知れない。