今週も間延びしているドラゴンボールZ #223

何も見えない暗黒星に移動する一行。視聴者も何も見えないというわけにはいかないから、画面の上では悟空達の姿ははっきりと見える。設定上は見えていない。この状態を子供は理解できるのだろうか。
戦いの途中で天下一武道会会場に舞台が移る。悟天とトランクスが食い逃げするという、恐ろしく、くそ、どうでもいい話が挿入された。これからもそういった引き延ばしが入れられるのだろう。
ダーブラ曰く「3000キリであろうと4000キリであろうと私に敵う者はいない」。刻んだな。普通「3000キリだろうが30000キリだろうが」と言う所だろう。5000キリだと危ないんじゃないか?だがパワーバランスとしては妥当なところだと思う。ここで3万キリとか言い出したらインフレがえげつない事になる。アニメのセリフなど大した意味はないとはいえ。

ツイッターにVジャンプの画像が転載されていた。Vジャンプの何らかの企画で、読者の質問に恐らくVジャンプの編集者が答えている。「1キリは戦闘力にするとどれくらいなのか」という質問に「50000」と答えていた。根拠は「超サイヤ人の悟空が1億5000万で3000キリだから」。
1億5000万の根拠は大全集で、その1億5000万というのは、フリーザ戦時の戦闘力である。ダーブラ戦の悟空とは強さが違うのだから、恐ろしく乱暴な算出方法である。お金を貰って仕事をしている編集者が、こんないい加減な答えをしているとは驚きだ。知恵袋以下じゃないか。「最低でも1キリ=50000」ならわからないでもない。だがアニメによれば200キリで星を破壊できるというから、1キリが5万だとすると、200キリでは1000万になってしまう。実際には戦闘力53万でじゅうぶん惑星を破壊できる。ベジータギャリック砲でコナゴナにできる発言は、実行していないから参考にする必要はない。逆算して200キリが50万とすれば、1キリ2500になり、3000キリは750万。個人的には超サイヤ人の悟空はフリーザ戦で1000万以上はあると思っている。これではダーブラ戦の方が弱くなってしまう。支離滅裂だ。だがアニメの脚本家が深く考えて200キリで惑星破壊という数値を出したとは思えないし、1億5000万からして眉唾であるから、考察する意味がない。