今週も間延びしているドラゴンボールZ #213

審判がサタンの強さを信じているのかいないのかよくわからない。トランクスとの試合や実況内容を見る限り信じているように見えるが、一方で天下一武道会のレベルが低いと嘆いている。他の選手が弱すぎるから、サタンも全力を出していないと解釈しているのか。
信じているにしては、悟空達にサタンさんとの戦い楽しみにしていますよとは一言も言わない。そういえばセルを倒したのが悟空達だとわかっていた。それでいてサタンの強さを疑う素振りも信じる素振りもない。裸の王様だとわかっているなら、何が世界チャンピオンだと心でなじったり、あるいはさりげなくフォローしようとしたりしそうだが、そのどちらもない。全くのニュートラルだ。
積極的に考えないようにしているのかも知れない。率直にサタンが大した達人でないと思っていても、それを追求すると世界を敵に回す事になる。だから深く考えない。試合で明らかな不正などが行われない限り、淡々と職務を全うするだけという考え方なのかも知れない。少なくともこの時点でのサタンは、セルを倒したという事以外に不正行為はないはずだ。悟空達に名乗り出る気がない以上、そこをあえて追及する理由もない。だがブウを倒した後は真っ黒だ。

クリリンにオレすんげー幸せなんだよ、なあと言われた18号が赤らめていた。18号はそんな反応はしないと信じている。可愛いよ。可愛いけどちゃうねん。