今週も叩かずにはいられないドラゴンボール超 #130

悟空の目がキラキラしている。最近の流行りか?ベジータも極意に近づいているという事か?
下らない説教合戦がなさそうでほっとしていたのだが、ジレンがペラペラ負けるわけにはいかんのだとか言い始めた。やはりそうなるのか。なんで試合なのに最終的に口論になるのだろう。熱い?熱いかあ?試合しろよ。「何故何度やられても立ち上がる!」「仲間の思いがどうたらこうたら!」「戯言だ!圧倒的な力の前には全て無力なのだー!」。ゲップが出ますわ。おっちゃんこういうやりとり腐るほど見てますのや。具体的に作品名挙げろって言われても出て来ないけど。不安は的中してしまった。
「何が仲間だ!何が信頼だ!」。安いよジレン。宇宙有数の実力者が言うセリフかよ。なんかほんとにもお、見る前からわかりきった、全くもって完全なる想像の範疇のやりとりだった。見たくなかった。「仲間を傷つける奴は許さない」と悟空まで安いセリフを吐く。ちゃう、ちゃうねん。悟空は仲間を傷つけ「た」奴を許さないの。傷つけるぞーという威嚇に「許さないぞ!」とキレるような奴じゃないと思うのねー……。
そして最後に「何故とどめを刺さない」。5億回位聞いた事があるセリフだ。古典の教科書に載っていそうなくらいの伝統芸能感。

フリーザが出て来て案の定漁夫の利作戦かと思えば、陰謀めいたものを感じず、しかも17号まで生きていた。予想を超えてきた。いいのか悪いのかは知らぬ。一対一だと仲間がどうとか言っても説得力が薄く、絆とやらをジレンにわからせるためには、試合場に生きた仲間が必要という事なのか。
散々裏切るかも裏切るかもと思わせてきたフリーザが、長いフェードアウトの後、普通に悟空を助け、普通に正面から出て来るのは意外だった。ここで出してしまうと、こっそり優勝作戦は使えない。真っ当に悟空が勝ち残るのか。何にせよ、もう絆がどうとかええんとちゃいますか……。