THE LAST STORY 11日目

+3時間
洞窟を少し進むと、待望の雑魚召喚の魔法陣があった。10分鍛えるだけでも随分レベルが上がる。ネックなのは金が貯まりにくいことだ。合成用アイテムより強化費の貯まる速度の方が遅いから、結局強化できない。
魔法陣の後でボス。途中で挿入されるイベントがやたら長いボスだった。負けて最初から見せられるのはきつい。何度も姿を変え、最終形態になると天井のつらららしきものを落として大ダメージを与えるチャンスが発生。戦闘中に辺りを見回したりゴチャゴチャ会話されても、なかなか状況が飲み込めない。結局つららの攻撃はミスしたが、それでも問題なく戦闘を持続できた。じゃあどうでもいいよ別に。神獣に比べればどうということはないボスだった。

次のボスは以前戦ったベリスだった。しかしダミーが2体いる。使い回しの強化版ほど面倒臭い敵もいない。このボスも基本無敵で、ダミーを倒しても一定時間経過すると再びダミーを召喚する。さっき以上に面倒なボスではあるが、ボスの戦力よりこちらの方が上回っているのか、適当に戦っていれば勝てた。
パーティがバラバラになり、1人や2人で雑魚の集団と戦わされる。人数が少ないのは辛いが、敵が本気に殺しに来ているという感じがしない。雰囲気を盛り上げるためのイベントなのだろうか。これも適当に戦っていると戦闘が終わった。わけもわからずやられる、ということが最近ない。ゲームが上達したわけでは多分ない。
3人パーティで、変態兄弟の片割れとの再戦。兄弟が揃っていないだけマシとはいえ、同じボスと戦うのは疲れる。戦法も同じだ。兄を倒した後弟との戦いに移行する。最初に戦った時より格段に強い。正面から攻撃すると問答無用でカウンターを食らう。仲間が全員揃った後でもかなり苦戦した。ダメージを与えるための条件はなく、真っ当に強いボスだと言えるだろう。序盤の頃の方がゼルダっぽいボスが多かった。
エルザ単独行動中に、雑魚召喚魔法陣が出現。召喚されるのは、弱い割に経験値が異常に多い雑魚だった。10分前後レベル上げをしただけで、レベルが10も上がった。この救済措置は何だ。それだけラストが難しいという事か?ただレベル68くらいまで上げると、次のレベルまでの経験値が突然異常に増えた。

ガノンドロフとの戦い。驚くくらいあっけなく倒したが、当然ながら第2ラウンドがあった。やめてくれ。やはり特定条件下でしかダメージを与えられなくなった。投げてきた武器を弾き、それを装備して攻撃するという手順の多い条件を達成しなければならなかった。そもそもガードの反撃がよくわかっていないから苦労した。結局敗北。
2対1は辛い。仲間が開けてくれとかなんとか言っていたので、今度は戦いの開幕直後に扉を破壊。普通に仲間が入ってきた。何だそれは。入ってこなくてもイベント進んでたから、倒すまで入ってこられないかと思った。面倒臭いボスではあったが、仲間がいるとかなり楽になった。こっちが指示しなくても頑張ってくれるのが有り難い。

登場人物が軒並み減ったところで、満を持してクォークが登場。離脱している期間が長い上、離脱した理由もあやふやだから、あからさまに怪しかったわけだ。「どうしてここに?」と言われても、むしろ何故いなかったんだという気持ちの方が大きい。死んでた扱いでもねーのに、意味なくいねーし。
最初から異邦のものを手に入れるつもりだったという。「今までのストーリー展開は全部自分の計画だった」系の黒幕らしいが、具体的にどういうことをしてきたのかペラペラ喋らないから、よくわかんねえ。基本的な動機は良い暮らしがしたかったからで、正体は別の存在とかそういう事ではなさそうだった。魔物が取り憑いているわけでもない。ただ第2形態以降は誰かに取り憑かれているようだった。誰にですか?サンゲリアじゃないよな?異邦のもの?人格あんの?
トリスタを殺したのは伯爵の指示でも取り入るためでもなく、村の襲撃への敵討ちだった。トリスタが指揮官だったというのは予想外の答えだが、誤解とかいう設定がないことを祈る。どんな綺麗事を言おうがタシャもトリスタも権力側の人間であることに変わりはなく、綺麗な体のままでいられたはずがない。
ボスとしてのクォークは、特別厄介な要素はなかった。攻撃が激しいとはいえ、常にダメージは与えられるし、攻撃の当たらない箇所に逃げることもない。長期戦になるだけで特に苦しいこともなく勝った。ストーリーの盛り上がりを考えると明らかに最終ボスなのだが、まだアイテムは手に入り、脱出中も戦闘になった。この状況で更にボスが出てくるとは思えないが、それにしては街に戻ってもまたセーブが可能だ。どういうことだ。

エンディングが始まりそうでなかなか始まらないこと40分。ドラクエのエンディング前みたいに城下町を自由に歩けるようになり、途中でタシャとの一騎打ちが今頃始まった。何だか忙しない。もう10時間くらい前から「もうすぐ終わるだろう」と思いながらやっているから、さすがにいい加減に終われという気持ちが強くなってくる。
クォークの墓参りの後改めて騎士の叙任式が行われ、ここでやっとムービーでも挿入されてエンディングかと思ったら、またしても自由行動になった。といってもカナンに近付くだけでそれは終わった。何のための自由行動だ。何か他にできることでもあったのだろうか?クォークの亡霊でもどっかにいたのか?零じゃあるまいし。
結局最後までムービーはないまま、スタッフロールとなった。このままエンディングかと思わせてそうじゃないという事があまりに多く、疲れの方が大きかった。墓参り以降は操作の必要はなかったように思う。コントローラーを置いて見守りたいモードってあるじゃん。

予想且つ期待していた2周目はしっかり用意されていた。でなければ終盤手に入れたアイテムに意味がないし、終盤は街を探索できなくなるから、闘技場などにも行けない。自由度のないゲームほど2周目は必要だ。
しかし改めて振り返ると、本当に自由度がなかった。街に戻れなくなるのはラストダンジョン前であって欲しいが、そのラストがひたすら長い。どこからラストと言って良いのかもわからない。異邦とかどうでもいいから、傭兵として色んなミッションをやってる方が楽しかったのではないかと思えてならない。
雑魚のレベルは据え置きで、ボスは強化されているようだ。雑魚と戦ってもレベルが上がらないということは、進める内に前より難しくなるだけだということにならないか。金も貯まりにくいわけだ。2周目をやりきるかどうかは不透明だ。

+35分
2周目はクォークの怪しさを点検していきたいものの、やはり一度見たものを見るのは面倒臭い。1周目にはなかった雑魚召喚陣があった。色々と変更されている。設置も頷けるほど、ボスが強い。レベルが既に78だ。後半99か?雑魚を倒したところでレベルなんか上がらない。レベル68で必要経験値が10倍くらい増えている。
闘技場はまさかの最初からやり直しだった。さすがに回数くらいは継承していると思っていた。すると何か、また全く同じ戦闘を10回しろというのか?取得アイテムは2周目用のものもあるが、1周目と同じものも多い。レベルも1周目と同じ。大型の敵だけは2周目仕様になっている。それで多少レベルは上がるかも知れないが、いずれにせよ面倒だ。まあ、やるけども。2周目の目的はキャラの強化だ。ストーリーを進める事じゃない。ただ今の段階ではいくら進めてもシーズン2は無理なのだろう。実況の内容上、騎士見習いになってからでないと辻褄が合わない。