今週も間延びしているドラゴンボールZ #116

あまり気にしないようにしていたが、悟飯はデッドゾーンに対抗するため「シールド」を張っているそうである。いつから魔法使いになったんだろう。シールドを解除すればクリリンとピッコロが吸われる。だから悟飯は解けない。その根本となる「シールド」って何なんだっていう違和感が拭えない。

先輩の神に許された神が宮殿に戻されると、ピッコロのパワーが戻り、悟飯のシールドを抜けてガーリックに攻撃を仕掛けた。ガーリックは吸うために頑張っているはずが、敵を逆の方向に吹っ飛ばすような反撃を試みる。近づいてくるピッコロを放っておけばゾーンに吸われるんじゃないの?ピッコロの攻撃をまともに食らうと自分がデッドゾーンに吸われるというのなら、リスクが大きすぎて全く意味のない技だ。

クリリンもまたシールドを飛び出しガーリックに攻撃。特に吸われることもなく、悟飯が魔なんとか星を破壊して終わり。当然のようにガーリックが再びデッドソーンに吸収された。ひどいマッチポンプだ。いや焼身自殺か。ポンプがない。だが不老不死といっても体が完全に消滅すれば死ぬようだから、そもそもガーリックに勝ち目は全くなかったと言える。


本来は悟飯一人でも倒せる敵だったとピッコロが言うと、悟飯はもっと修行を頑張りますと誓った。「超」と少しシンクロしている。ただこちらの悟飯の方がずっと頑張っている。原作でまだ悟空を越えているわけでもないのに、悟空の代わりを務めているのだから立派だ。超の悟飯は、ホントに。


農村で魔族と化した人々が、悪そうな顔で大根や農作物を貪っていた。悪とは何なのか考えさせられる風景だった。