ビルス編はちょいちょい変えたのに、今回はそのままかよ。何だろうな、原案が鳥山氏だからかね？触っちゃいけないって思った？もう、触ったっていいのよ。ウブなんだから。
一応、光線銃で撃たれた時に悟空が劇場版と違って黒髪に戻っていたのではあるが、この黒髪はゴットの世界を取り入れたゴーヤ人だから、全く説得力はない。超サイヤ人３を超えた悟飯を超えに超えに超えに超えたゴーヤ人の胸である。しかも勝負の途中に変身を解いた事で、悟空の間抜けさが増している。今の世界の悟空なら、桃白白でも殺せるだろう。頑張れ桃白白。「よっぽどの悪党」認定されて死んだままかも知れないが、生きてたら復讐できるはずだ。油断してる悟空にスーパーどどん波をズドンすればイケる。
ナメック星での戦いで、悟空はフリーザが反省という概念のないバカヤローであると学んだ。情けの必要のない相手がいることを知った。今回は相手がフリーザで、「子供が見る戦いじゃねえ」と子供を追い払っておきながら、戦いが終わらない内に青ヤ人を解除した挙げ句、撃たれてやられるという失態を演じた。これはフリーザが卑怯なのではない。悟空がおかしい。
フリーザはどうか。かつて１００％になれば超サイヤ人相手に善戦できる実力がありながら、恐怖とスタミナ不足により劣勢になった。今回もスタミナ不足で劣勢になっている。その点、何一つ学習していない。ただ部下に狙撃させて悟空を倒し、後に不意打ちで地球を爆破したのは立派な功績である。かつて、ひと思いにナメック星を爆破しなかったから負けたという反省があったのかも知れない。いずれにせよ結果は出している。
今回の戦いは、双方がかつてと同じ失敗を犯しているが、どちらかというと悟空の方が酷い。昔はとっさの気円斬を回避していたのに、今回は普通に食らっている。攻撃したのが戦っていた相手と第三者である部下という違いはある。
悟空が殺されそうになるタイミングで、ベジータが参戦。映画の時も言ったが、タッチで交替できるなら実質１対２だ。セルゲーム時は、セル自身も体力消耗狙いを認めていたにもかかわらず、悟空はわざわざ仙豆を与えていた。悟空もあの時ほど若くはないということか。相手の体力を心配してやるほどの余裕はないわけだ。これもまた、セルゲームという試合であったことと、ただの殺し合いという違いはある。擁護しようと思えばいくらでもできるなー怖いなー。
