今週も間延びしているドラゴンボールZ #108

オリジナル展開。フリーザを倒してからの1年は、物語上の制約が少ない。悟空がいないという点は大きいものの、それ以外は自由だ。引き延ばしには違いないとはいえ、原作準拠のストーリー中に無理矢理挟むオリジナルよりはマシになるはずだ。

クリリンが突然彼女持ちになっていた。名はマーロン。外見はブルマのようだ。一体どうやって捕まえ、そしてどうやって別れることになるのだろう。18号との娘の名前もマーロンだが、アニメの世界では元彼女の名前を娘に付けたということか。なかなかどうして、エグいなクリリンは。あのおっぱいが忘れられないか。18号にはないもんな。もっとも、鳥山氏がアニメのマーロンを認識した上で、娘にマーロンという名前を与えたとは思えない。

クリリンに彼女ができたことについて、プーアルがうらやましいと言っていた。プーアルに性欲があったのか。ヤムチャの側にいられればそれでいい感じだと思っていた。何だったらメス猫とよろしくしたかったのか。意外だ。

デッドゾーンから抜け出したらしいガーリックは、部下を引き連れ再び神の座に着こうと行動を開始した。神の座にどういうメリットがあるのだろう。気分的なもの以外に、あの世にアクセスする権限を与えられるといったことか。下界を見る能力もそうなのかも知れないが、どちらかというと自力で修得しているような気がする。

宮殿を乗っ取ったのは、父が神に奪われたという壺を取り戻すためだった。その壺はアクアミストという霧を発生させられるという。なんて気持ちよさそうな名前の霧か。口臭スプレーにそういう商品があっても不思議じゃない。ガーリックには不釣り合いだ。

次回予告を見る限り、様々なキャラクターが魔族になるという。魔族って何だ。基本的にはピッコロ大魔王が生み出した生物のはずだが、劇場版にはガーリック一味の魔族、スラッグの手下の魔族といった、明らかに種類の異なる魔族が何種も出ている。今回に至っては霧を浴びた人間も魔族認定である。要するに悪い奴=魔族なのか。

悟空やベジータが不在でも、パワーバランスはグチャグチャになっている。地球人は良くて10万未満、ピッコロと悟飯は100万以上。ガーリックは劇場版ではラディッツより強くは見えなかった。多分、そういうパワーバランスは「超」のように完全に無視し、サイヤ人編辺りのバランスに戻すのだろう。ガーリックがパワーアップした理由も多分触れまい。それともガーリックはパワーアップせず、ピッコロ達にあっさり敗れるのだろうか。長編になると思わせて、次週あっさり解決したらドラゴンボール超のコミックス買う。