今週も間延びしているドラゴンボールZ #102

キャラと舞台を変え、悟空の置かれた状況が繰り返し説明された。更にピッコロは自分の生涯を振り返っていた。何と大魔王から生み出されるところからだ。記憶あるのけ。悟空との力の差を認めながらも、自分も残って戦いたかったという。生き返ってまでナメック星に馳せ参じながら、戦力外として追放された身である。そう思っていても不思議はない。
一方ベジータは、サイヤ人の誇りを悟空に託したことも忘れ、「一度死んで蘇った俺は一層パワーが増しているはず」「フリーザに代わって全宇宙を支配する」「棚からぼた餅とはこのことだ」、悟飯に「オレと一緒にやらないか」「俺の命令に服従してもらうぞ」などと意味不明な供述を始めた。
ベジータはいきなり善人に変わったわけではないが、ナメック星で変化が芽生えたのは確かだ。だからブルマの家にもノコノコついていったのである。悟空がいない地球なら十分滅ぼすこともできた。地球に来た当時と変わっていなければ、即座に滅ぼしていただろう。つまり、この期に及んでベジータを悪役のように描くのは、間違いだということだ。
ここでゴチャゴチャ言わせたところで、結局ベジータは何もしないわけだろ?ちゃんと処理すんの?一年後にバーベキューやってても不自然じゃないような、神懸かり的な展開になるのれすか?
一触即発の張りつめた空気になっていたはずが、場面転換を経てベジータは何故かおとなしくなり、悟飯達はベジータの事を気にせず悟空の身を案じていた。前後がもう、無茶苦茶ですやん。序盤のベジータは何?夢?ブルマがおっぱいでも見せておとなしくさせたの?