今週も不安なドラゴンボール超 #17

前半は悟飯一家の日常が描かれていた。この辺りは原作とのギャップというものが生じづらく、且つ原作で描写がないだけに違和感なく見られた。

警察官の試験を受けて合格したというクリリン。「その額の斑点は何ですか?」「42歳になられて初めて就職活動をされているとのことですが、これまでどうやって生活していたんですか?260歳ほど年上の武道の先生に養っていて貰っていたと。さっき結婚して子供もいると仰ってましたよね。その間も先生に養われていたんですね。」「そもそも何故鼻がないんですか?」とか、色々と耳の痛いことを言われたのだろうか。

何故今になって就職をしたのか、何故弟子の誰も亀仙流を継承しようという気がないのか。現代にそぐわないのは確かだが。それ以前に、亀仙人クリリン達より長生きする可能性が高いのか。

クリリンの就職といいブルマの髪型変更といい、今後は復活のFまでの期間を埋める話になるようだ。それは良いとして、映画と共通する部分の焼き直しは控えめにして欲しい。

今回の悟空の行動にはあまり違和感がなかった。悟空がしつこいというのは、少年時代には見られた特徴だ。ベジータの人物像が崩壊し切れないほど崩れる一方、悟空がむしろ昔に戻っているというのは不思議な話だ。

悟空がウイスの弟子になったのは、ベジータが弟子になってから半年後らしい。これで実力がほぼ同じになったということか?同じって、超サイヤ人3にもなれるってことけ?人造人間編の初期を除いては、半分の実力にすらなれた事があるか疑わしいのに、この半年で同じだとしたら凄い話だ。ただそれでも、ウイスという存在に教えを乞うたからということで納得はできる。

一方フリーザは独学で超絶インフレだ。だがフリーザも実は誰かに教えて貰ってました、という展開があっても不思議ではない。ビルスウイスの偽物がそうなのかも知れない。