駿河屋の福袋を買った 13日目

  • (54)PUSH!! イラストワークスギャラリー(400円)

PUSH!!という何かの雑誌に掲載されたイラスト集だと思われる。ゲームの本と違ってクリエイターインタビューや攻略情報などはなく、純粋にイラストのみで構成されている。こういう本が欲しかった。攻略もなく、ラフ画でもなく、仕上がった作品のみ。これだけ単品で買っときゃ良かっただろなんて言っちゃお終いだ。

  • (55)IZUMO3 ビジュアルファンブック(200円)

ゲームだから当然攻略などを含む。RPGのようだった。やはりイラストの絶対数が少ない。本の厚さの半分くらいが攻略などに費やされているかと思うと、この分厚さもそれほど有り難くはなくなってしまう。

  • (56)PUSH!!イラストワークスセレクション(400円)

完全にさっきのやつと同じ系統。セレクションとギャラリーはどう違うのか。よく見るとこの雑誌には本来CDが付いているらしい。400円はCD付きの値段だ。CD欠けは商品として登録されていないから値段はわからないが、最低でも300円くらいには落ちるだろう。妙にプレミアがついていた特典本を除くと、この福袋に1600円分の価値があるかどうか疑わしくなってきた。良くてもトントンだ。当然、それなら1600円分自分で選んで買った方が良いに決まっている。

  • (57)Kanon〜カノン〜 ビジュアルファンブック(100円)

どんじりに控えしは、今までで最大級にぶ厚い本だった。これは何かとんでもないものが入っているのかと思いきや、まさかのカノンだった。うぐぐぐぐ……。確かにある意味とんでもない。よもや、いたる絵が最高潮にイカしてた時期の本が入っているとは思いもよらなかった。クラナド辺りだと毒気が取れて、毒気は失礼か、一般世界にお近づきになっている感じはするのだが、この頃は絶好調だ。
キャラクター一人一冊で四冊もセットになっていて、それぞれ特大ポスターまで収録されているから驚きだ。CDのない本が何冊もある中、この本はしっかりとポスターが入ったまま。前の持ち主は大事にしてたんだね。売ってるやないか。

終わってしまった。こら微妙やね。1600円もかけただけに。攻略本は所詮650円だ。何が出ようと納得はできる。1600円はなかなかになかなかだ。最低価格100円というのに騙されず冷静に値段を計算しても、一応1600円は何とか越えそうだ。1年半前でも1700〜1800円くらいにはなっていたんじゃないかと思う。お得感はない。充実もしていない。並べてみると「これで1600円か?」という感覚が強くなった。1600円は勉強代だと思うしかない。元々失敗覚悟で手を出した。

過去に「予約特典系冊子20冊セット」という福袋が1055円で売られていた事があるようで、駿河屋にとっては「予約特典は50円の価値がある」ということらしい。そうすると計算も1800円どころかもっと高くなる。特典はともかくとして、会報も数百歩譲って許すとしよう。だが如何に「訳あり」だろうと、女向け商品をぶっ込んできたことだけは許さない。ボーイズラブ福袋なりホモ袋なり玉袋筋太郎なり、別ジャンルの福袋に入れるべきものだった。「訳あり」ではなく、「玉あり」なら許していた。許すっていうか、買ってないっていうか。