入力ワークと選択ワーク
仕事には「入力ワーク」と「選択ワーク」がある。どちらか一方を選択でき、いつでも変更できる。*1「入力」は表示された画像の文字を、該当する項目の入力欄に入力し、「選択」は表示された画像の文字が、「氏名」「部署・役職」「住所」といった項目のいずれに該当するかを選択していく。「選択」によって項目の確定した画像が「入力」に送られる仕組みである。
「入力」は空欄のまま確定するスキップが可能。本来は画像が識別、入力不可能な場合にのみ行うが、長いなどの理由で入力したくない場合にも使用できる。ただし識別できる画像のスキップはルール違反であり、多用すると利用停止にする事もあると何度か警告されている。「選択」のスキップは不可能だが、「該当なし」という項目の選択が実質的なスキップと言える。ただし「該当なし」でも「正解」なら報酬が発生する。
報酬
「入力」は1件10銭。3文字でも30文字でも1件で10銭となる。
「選択」は基本的には1件1銭だが、キャンペーンと称して常に2,3倍の報酬となっている。1件1銭だった期間はほとんどない。
正誤判定の基準
「入力」も「選択」も、「正解」しなければ報酬は発生しない。サイトでは「正解」「不正解」という表現を用いているが、実際は多数決である。そのためルール上明らかに正解の入力でも不正解扱いになることがあり、不正解が正解になることもある。
「入力」では判別・入力不可能な画像が山ほど表示される。本来「選択」で弾かれるべき画像が「入力」で表示されるのは、「選択」の正誤判定、つまり多数決が間違っているからだと思われる。
判断の難しい画像も多く、100%の正答率にするのはほとんど不可能だ。だからといって、数字以外を全てスキップするのは、ルール、効率の点から言って好ましいものではない。入力しても不正解になる可能性が高そうな問題のみ、スキップするのが良いだろう。
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一日の入力件数が多い順にボーナスが支払われる*4。1位100円、2位30円、3位10円、4位〜10位5円、11〜50位2円、51〜100位1円。3位のボーナスですら入力100件分にしか相当せず、3位になるためには1000件は入力する必要がある。ボーナス率にしても10%以下で、ボーナスを狙う意味は薄い。
1位の100円は入力1000件分に相当し、ボーナス率20〜50%にはなる。しかし何件で1位になれるかは日やサイトによりまちまちで、1日潰す覚悟がなければ1位にはなれない。何故かこんな作業に命懸けの者が多く、迂闊に勝負を仕掛けると泥仕合になる可能性も高い。最終的には根気ではなく入力速度が必要になる。離席中ではなく、作業中に何度も抜かれるようでは、1位になるのは難しい。
順位表示
作業画面には当日の順位、実績履歴のページには当月の累計順位が表示されている。わかるのは現在の自分の順位のみで、他の順位の件数は一切わからない。そのため一旦抜かれると、どの程度の差が開いたのか知る術はない。累計順位と当日順位を併用することで差を推測できることもあるが、自分が累計1位か2位、且つ競争相手も累計1位か2位というような、特殊な条件でしか恐らく使えない。
競争相手の速度と抜かれた時間を把握しておけば、相手が止まっていない場合の差は推測が可能だ。相手の速度が時速600件なら、10分放置していれば100件の差が開いていることになる。本来時速600件の相手に時速500件程度で抜けたら、相手は途中か現在作業を止めていることなどがわかる。相手の速度を測るためには、わざと抜かせて数分放置し、もう一度抜いた時の速度を調べれば良い。自分より速い者の速度は当然測れない。
順位表示のバグ
順位が実際よりも1つ低く表示されることがある。1位なら2位、100位なら101位と表示されるが、リロードすれば順位は元に戻る。この仕様を知らないと、存在もしない相手と順位争いをする事になる。2回続けて低い順位が表示された場合は実際に抜かれた可能性が高く、3回以上となると確実に抜かれている。実際より上の順位が表示されることはない。
仕事の枯渇
入力できる画像はいつでもあるとは限らない。不足してくると「仕事がありません」と頻繁に表示されるようになり、何度かリロードしないと入力できなくなる。当然その間は入力速度が格段に落ちる。それでも作業を止めず抜いてくる者がいるから恐ろしい。
「いつでも好きなだけ小遣い稼ぎができる」というのがウリのはずだが、2015年の春辺りからこの特長は失われつつある。毎日必ず「仕事がない」と表示される。仕事が枯渇しない日、時間帯などほとんどない*5。仕事がないだけでなく、なかなか画像が表示されない、入力できない無意味な画像ばかりが表示されるといった問題も起こっている。
不便になることで利用者数が減り、仕事の数が回復すると期待したが、実際は不便な状態が続くだけで、特に利用者数が減っている様子はない。