＋１時間４０分
１に少々時間をかけすぎたので、ifはあり得ないくらい早くクリアしたい。もちろん攻略サイトを見ながらプレイするわけではない。攻略サイトのラジコンとなってクリアしたところで、何の達成感も得られないからだ。だから攻略本を見ながらプレイする。身銭を切って買ったものは大いに参考にしなければ勿体ない。ただこの攻略本は不完全な内容で、巻末には完全版らしきものの宣伝ページが挿入されている。ご親切なことで……。
パートナーは３人の中から任意に選べるようで、チャーリーを選ぶとシナリオが短いそうだ。ただし最終ボスの強さは他のルートと同じ強さの上、ダンジョンは少なく敵のレベルも低いことから、場合によっては他のルートより苦戦する恐れがありそうだ。レイコルートはスタンダードとも言えるユミとほぼ同じだが、ラストがさらに長いという。その分真のルートと言えなくもない。
これ以外にアキラルートがあり、一度クリアしたデータでプレイできる。中古品だからアキラルートもプレイできる可能性が高い。しかしアキラルートは他の３人とは全く違うダンジョンを攻略することになるため、せっかく買った攻略本の地図が役に立たない。アキラ編の地図など掲載されていないからだ。だから断固お断りだ。
どれを選ぶべきか。アキラはＮＯ。ユミは前所有者のデータがあるから、それでクリアすれば良いだろう。つまりチャーリーかレイコかの二択ということになる。一方は短く一方は長い。使い方は違うが、まさに一長一短である。戦力が整わない内にハザマ君と戦うルートか、ハザマ君と二回戦うルートか。迷うところだ。二回目に戦う強化ハザマ君は、銃攻撃が効かなくなるというクソ厄介な特性を持っている。その上HPが3万で、ボス戦に何時間かかるかわかったものじゃない。
となるとチャーリーか？どうも茨の道を歩んでいるような気がしてならない。ただシナリオが短いというのは魅力的だ。ラストダンジョンもあのだだっ広い学校ではないようだから、チャーリールートを攻略することにする。一刻も早く脱出したいという気持ちもチャーリーと重なる部分がある。レイコの目的は恐らくハザマ君の救済だ。誰もあんな子救いたくありません。
開始
主人公の性別は男にした。いつもなら女にするところだが、たまには硬派な一面もあることを見せておきたい。初っ端からユミに一緒に来てくれと頼まれる。ここで承諾するとユミがパートナーとなるが、この誘いを断れるプレイヤーがどのくらいいるのだろう。断る理由が感じられない。だが今回は断る。
廊下で何度か戦闘すると、ポンポンレベルが上がった。１や２ではここまで簡単にはレベルは上がらなかっただろう。しかし早速行き詰まった。どこに進んで良いのかわからない。明らかに怪しい体育館でも特に何も起こらない。しばらく徘徊してようやくイベントを進める。メリュジーヌ、大月共に大した強さではなかった。これは順調だ。本当に早く終わるかも知れない。
停滞
雑魚が強すぎる。気が付けば当たり前のように全滅している。今回は全滅＝ゲームオーバーではないとはいえ、全滅のペナルティが大きいためにそのまま続行というわけにもいかない。なかなか意地の悪いシステムにしたものだ。
学生ゾンビに歯が立たない。次々仲間を呼ぶ上、一体一体が突然２０近いダメージを与えてくることがある。何度全滅したかわからない。当然逃走もできない。学生以外の雑魚と戦い、金がたまれば防具を買う、ということをひたすら繰り返した。ヒーホー君を常時召喚し、何とかゾンビの集団にも勝てるようになってきた。防具も今買える物は全て買い揃えた。
２でもそうだったが、悪魔とは友好度という概念があり、殺すと友好度が下がるため、気軽にレベルを上げることができない。会話では絶対に仲間にならないダーク属性の悪魔や、これから先絶対に仲間にしないと言えるような悪魔を虐殺するしかない。ゾンビ系はダーク属性なので、遠慮なく虐殺できる。２のトレーニングルームなら友好度に影響を与えなかったのだろう。ifにはないから困る。合体やパーティ編成に関しては何の展望もないから、どの悪魔を標的にするか考えるのが面倒臭い。
