真・女神転生 9日目

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新宿ビルを徘徊する。オザワがおじいちゃんになっていた。「2」のオザワを政治家がモデルだと思ったのは、中年になっていたからか。さすがに不良丸出しのグラフィックで「ああ、あの小沢か」と独り合点するわけがない。悪魔召喚の影響か何かで年を取っているのかと思いきや、知らぬ間に30年の時が経っていたようだ。30年後は「2」の話じゃなかったのか。2は2030年からさらに数十年後の話だったか?

ストーリーを進めるためにフィールドをうろつく。強くなった敵も、人間が3人いるからそれほど怖いものではない。経験値が多く、次々とレベルが上がる。金剛神界でのストレスから一転、戦闘が心地よい。そう思えたのは途中までだった。何の歯車が狂ったのか、突然敵に勝てなくなった。敵の攻撃力が異常に高いせいだろう。敵の攻撃力というより、防具をほとんど変えていないこちらの防御力が低すぎるということなのだが。20分は探索→全滅ということを繰り返した。

こうなってくると腹が立つのは、転生独特の連続戦闘システムである。やっと危機を回避したかと思ったら、シュルシュルボワァァァ…と悪魔が再び出現する。消耗したところを戦わなければならないのだから、必然全滅しやすくなる。特に今作は全然敵から逃げられないから、手強い敵が集団で現れたらもうお手上げである。何しろ敵の攻撃を1ターン受けるだけでも壊滅的なダメージを負うのだ。どうしようもない。

何度やっても探索すらままならないので、新宿付近でレベル上げをする事にした。いずれ決別する人間を鍛えても意味は全くない。この辺何とかならんものか。