FINAL FANTASY II 5日目

+2時間52分

ミシディアの洞窟

レイラがかなり強くなってきたが、4人目の仲間はコロコロ入れ替わるので、強くなったところで大して意味がない。最深部でようやくアスピルを入手。最初は全く使い物にならないのかと思いきや、レベル1の時点で30前後のMPを吸収する。これならレベルを上げる必要がない。

魔法は100回唱えないとレベルが上がらないと思っていたが、レベル1のアスピルは1回で熟練度が2上がっていたようだ。法則性がよくわからない。ある程度までは50回で良いという事なのか。うすうすそういう気はしていたから毎回100回唱えていたわけではないものの、少々無駄なことをしていたようだ。

リヴァイアサン

クリスタルロッドを持っている者は必ずリヴァイアサンに飲み込まれるという。リヴァイアサンの体内には大勢の人々がいた。つまりその者達は全員クリスタルロッドを持っているということだ。割と苦労して手に入れたクリスタルロッドだが、手に入れられる人々が多いということで、主人公はこの世界でまだ際立って強い存在ではないということがわかる。その主人公達が何故世界を救えるのか。RPGは割とその部分を無視していることが多い。ゲームとしてはレベルを上げたから強くなっているが、ストーリー上は何も変わっていないはずだし、少々戦いを重ねたくらいで世界を滅ぼそうという敵に対抗できるわけがない。

ミシディアの塔

10階の広大なダンジョンだが、攻略本があればかなり楽になる。外れ部屋が多いからだ。これはマップなしではかなりストレスが溜まっていただろう。

何回か戦うことになるボスのギガースは、それなりに強かった。あえてブラッドソードを使わずに、滅多に味わえない白熱した戦いを楽しんだ。しかしやはり、物理攻撃は効く時と効かない時が極端すぎる。雑魚には1000以上与えても、ボスになると良くて100前後、低いと一切ダメージを与えられない。オーラを使うことでなんとかダメージ量を増やした。だがバーサクやオーラなどは一切魔法レベルを上げていない。魔法レベルを上げるのが面倒臭すぎるからだ。

ミンウが命を賭してアルテマの封印を解き、アルテマを入手する。しかしよくネタにされる通り、アルテマはほとんど使い物にならない。色々条件を整えると威力が上がるといっても、そんな条件を整える暇があったらクリアできるのである。何故こんな仕様にしたのだろうか。ミンウが犬死にしただけでなく、「アルテマを手に入れる」という目的を達成するために随分長く旅をしてきた。それだけ壮大なフリをしてきて威力が弱い上に、ストーリー上アルテマを使わねばならない場面も出てこない。本当に何の意味があったのか。帝国もアルテマ入手を目論んでいて、それを阻止するために動いていたならわかるが、そんな様子もない。

アルテマはその後のFFシリーズでは長い間なかったことにされていたが、6になって文字通りの究極魔法として復活し、それ以降はストーリーに深く関わることはないにしても、強力な魔法としての地位は揺らいでいない。FF2ではほとんどネタ魔法だが、その後に与えた影響は大きい。その後の展開も踏まえれば、決してミンウは無駄死にではなかったのだろう。FF2単体で見ると、完全に無駄死にだが。

竜巻

アスピルを覚えたらもうMP切れの心配はないと思っていたが、MPを吸収できる敵がなかなか出てこない。結局切れた。ひょっとしてアスピルよりチェンジの方が効率的なのか?味方に使えるかどうか知らないが。
さすがに敵が強くなってきた。一番の原因はこちらが強くなれないことだ。パラメータは元々滅多に上がらないし、武器の熟練度も魔法の熟練度もかなり前から全く上がらなくなった。これでは苦戦するのも当然だろう。敵だけが一方的に強くなっているのだから。よくわからないシステムだ。