今週もひどいドラゴンボールGT #44

18号はそんなこと言わない。「しっかりおし!」も言わねえだろう。どこの魔女だよ。「しっかりしろ!」でいいと思うよぼくは。

  • 地獄技(何それ)によって悟空を氷漬けにしたセルとフリーザ。しかしこの技は死者にしか通じず、生きている悟空には効かなかった。氷から脱出した悟空は冷凍機(何それ)でセルとフリーザを逆に氷漬けにした。さらに氷を砕いて割ってしまった。哀れセルとフリーザは死んでしまった!

「我々はもう死んでいるから死なないのだ!」とか再三言っていたのに、これで死んだの?いや死んだかどうかはわからないが、グッズグズのクソ展開であることは確かだ。

  • リルドに苦戦する悟飯だったが、ウーブのエネルギー波でリルドは断末魔すらなくあっさり消滅。

ひっで。悟飯に全くいいところがない。っていうか、リルドってすげー強いんだね。悟飯を追いつめるってことは、ブウより強いのか。で、そのリルドをエネルギー波一発で簡単に倒してしまうウーブはもっと強いと。え、で、あの、えーと、そんなウーブが全く歯が立たないのがベビースターだっけ?パワーバランスがもはや意味不明だ。このシリーズで一番強いのは17号じゃなくてリルドだろどう考えても。17号って、17号だぜ?17号って知ってる?

そしてウーブのしょっぼいエネルギー波でやられたリルドが、地獄から蘇った悪者のトリだったらしい。ここにベビーがいない理由がないよね。なんでいないの?地獄行きだよねえ当然。さすがに前のシリーズの敵だから?そんなの理由にならなぁ〜い。過去の悪役が登場した意味は全くなかったようだ。何の必然性も感じられない。普通に17号だけで良かった。

  • 17号と17号が合体する!その間ベジータ達は、ただ、見ていた。ただ、見守っていた……!!

しかもこのシーンの何が問題かって、合体前の17号が既にベジータと互角だったということ。ドラゴンボールを何もわかってない。ドラゴンボールのセオリーでいくと、ベジータが17号を追いつめて、すんでの所でもう一人の17号が来て合体する、という筋書きで良いのである。「元々ベジータと互角だった17号同士が合体したらどうなるんだあああ!」という驚きを狙ったのか?つっても、ベジータ超サイヤ人になってねえし…あれ、なんでならないの?

なんでならねえの。ねえ。なんで?

  • 「久々にキレちまったぜ…」 悟飯、ついに超サイヤ人に変身!

いやお前は変身するなよ……。

1話の間に攻撃→棒立ちでノーダメージ→「な、なんだと…」という展開を、通常時と超サイヤ人で2回繰り返すという素晴らしさ。すげえよ。脚本家が鼻をほじりながら書いたとしか思えない。むしろ鼻ほじりがメインイベントで、執筆がついでだったのだろう。「鼻クソほじるのにも飽きたからそろそろ脚本のつずき書こっと。えぇ〜っとぉ、ベジータが新技うつの。ファイナル…ファイナル…シャイン。うん。ファイナルシャインでいいや。ぼっこ〜んうつの。でもぜんぜんきかない。なぜかって?だってね……超17号が……つよいから!!あー今日もしごとしたなー。鼻糞入れの小瓶がもう満タンになっちゃうなー。お薬のもっと。あっ……。力んだらうんこでちゃった……。ママーッママーッ!鼻糞入れるやつちょうだい〜!」