FINAL FANTASY X-2 10日目

+1時間10分

キーリカ

ボスは「もしかしてクリーヴァか?」と思ったが、イフリートだった。グラフィックが向上している割に、敵の形状がわかりづらい。これは他のゲームにも言える。どうもPS2のグラフィックは好きになれない。のっぺりしてるというか何というか。

ジョゼ寺院

またしてもモンスター討伐だった。なかなか単調な展開だ。ダンジョンも相変わらず短いが、コンフュを使ってくる敵で危うく全滅しかけた。コンフュの成功率が高すぎる。当たり前のように全員喰らった。
ここのボスも体がどうなっているのかよくわからない。バハムートは何だったのかというほどの強さだった。魔法防御が低いとはいえ、初めて4ケタを超えるダメージを受けた。その攻撃が何という名前だったのか記憶にない。何だったか。もう何も覚えていられない。だったらこの苦しさも忘れてしまえればいいのに……。途中で白魔導師のMPが尽きたのでエーテルで回復。戦闘の途中でエーテルを使ったことなどこれまでのFFではなかったように思う。消費MPが多いというより、戦闘時間が長くなっているからだろう。
ボス撃破後、これまでの召喚獣出現地点にもできていた穴にユウナだけが転落する。「キミ」に似ている男は1000年前の人物らしい。世界観がわかっていないのに1000年前と言われても困るのだが、別に今生きているというわけではなく、思念だけが残っているという感じか。
ユウナが時折「っす」と言ったり「ムカツキ」と言ったりする辺りは、実に8以降のFFらしい気持ち悪さだ。古き良き正統派ヒロイン像から脱して、今の若者らしい感じに見せたいのかも知れないが、女の「っす」は嫌だ。「ムカツキ」はもっと嫌だ。ムカツキはどこかで聞いたことがある。ガレッジセールやら雨上がりやらがやってたコント番組のキャラクターがそういう口調だったように思う。調べたら「よろこび〜」「かなしみ〜」と言っていたようだ。ああ、だからなんか尚更イライラするのだな。

レベル4

ストーリーレベルがまた上がり、今度は歌と踊りでピコラを統一しようという、またよくわからない話の流れになった。この人は元々歌う人なの?歌って召喚する類の人なの?永遠のナギ節ってのは、浪花節とかの節なの?
最初から何となくわかっていたものの、前作の主人公は最後まで登場しないようだ。この作品はユウナが主人公への思いを吹っ切って、精神的にも自立しますようっふんという話なのだろう。