鉄拳5 4日目

+1時間20分

ベク

闘神に殺されたんじゃなかったか?3で登場しなかったキャラクターの多くは、闘神に襲われたとか殺されたとか言われていたと思うが、4,5に何食わぬ顔で登場している。闘神という存在そのものをちょっとなかったことにしようとしていないか。「4」で少しだけ触れられている程度だ。いきなり人外の存在を出しておいて、その後無視というのもなかなかすごい。多分仁八とも関係ないだろう。

4人目のロウ相手に何故か五回くらい連敗した。デビル仁や仁八に何連敗しても耐えられるが、いつも楽勝している4人目に連敗すると当然怒りが沸騰するわけである。そのおかげで椅子が少し壊れた。昔は「ゲームで癇癪起こして物に当たるなんて恥ずかしい」と後悔する事もあったが、今は「いい大人の野球監督だって扇風機とか壊してるし」と開き直っている。

最終的なクリアタイムはそこまで長くはならなかった。ロウで手こずった分、デビル仁や仁八がいつもより早めだったかも知れない。

リー

時間をいちいち計っているわけではないので正確ではないが、割と早くクリアした。やはり蹴り主体のキャラクターは戦いやすい。キャラクターのエンディングには正史、つまりは次回作のストーリーとして採用されそうなものと、明らかに採用されそうにないものがある。平八を扱き使うというエンディングは絶対に後者である。しかし平八は今回妙にお笑いキャラにされている。殺されかけた上色物扱いとは不憫だ。

フェン

例によって正確な時間は不明だが、これもかなり早くクリアした。いつも軽く5回は負けるデビル仁や仁八も、二人合わせて5回にも満たなかったのではないかと思う。

キング

意外にキングも短時間でクリアした。4人目でジュリアが登場した。この二人が知り合いだなんて聞いたことがない。今作もキングの標的はマードックだった。7人目の相手となったマードックを倒すと、手と手を取り合って和解。鉄拳では珍しい光景だ。他のほとんどのキャラクターは、憎悪する相手と手と手を取り合うことなどない。エンディングでは二人でコンビを組んで試合をしていた。随分仲が良くなったものである。師匠の仇だろうに。

吉光

そんなに使いやすいキャラクターとは思わないが、「1」の頃からある一撃必殺の技のコマンドを覚えているので、たまに成功すると嬉しくなる。人間ならまず回避するだろうが、CPUは意外と喰らってくれる。

4人目で忍者らしいレイブンと対戦。敗北するとイベントが発生。負けた時にまでイベントが発生するとは思わなかった。他にもそういうキャラクターがいるのだろうか。ただ吉光が勝つと何のイベントも発生しなかった。今まで4人目に勝ってイベントが発生しなかったことはないから、吉光の時のみの特別仕様なのだろう。レイブンはインチキ忍者の吉光が許せないようだが、レイブンも結構なインチキっぷりである。どちらも忍んでいない。

ブライアン

このキャラもそれほど時間はかからなかった。やはり昨日はカンガルーやクマといった色物ばかりだったから、少し時間がかかってしまったらしい。時間がかからないとはいっても、相変わらず仁や仁八には苦戦している。仁はともかく、仁八の方は悔しいというより苛立たしい。追いつめれば炎を吐かれてゲージを半分減らされ、近づけば動きを止められる。もちろんそれぞれの攻撃に対処法はあるのだろうが、自分には対処できない。

キャラクターが多すぎる。一体あと何人クリアすれば良いのだ。まだざっと数えても5人は残っている。もう仁八と戦うのは疲れた。