零 −刺青の聲− 30日目

+4時間

ループ

もう500回くらい再生している気がする。脳内で絶えずテーマ曲が流れている。威力は「蝶」以上かも知れない。

1−2

四つん這いの女を倒し、一度の撮影(コンボ)で約5600点以上取ればSランク。御神石を使う事で倒す事自体は簡単にできるようになったものの、シャッターチャンスになるタイミングは一瞬で何度も攻撃をミスした。カメラの角度が悪いのかも知れない。
敵の体力を少し削ってからコンボを決めると、オーバーキルという特典が入ってSランクを取りやすいのだそうな。ちょっと考えればわかりそうなもんだが、自分にはそういう発想はない。18分かかった。御神石のゲージを溜めるためにわざとダメージを受けるのに時間がかかる。

2−1

後半嫌なミッションだらけになるのは問題なので、ひとまずフィルム1枚シリーズの一つを攻略しておこうと思ったら意外に3分で終わった。どうぞ一気に殺して下さいと言わんばかりに3人揃ってくれたので助かった。結局運じゃねーの。

2−2

宮大工と頭領を2体ずつ倒し、点数を3万点以上にするミッション。全員チャージショットで決めて3万を超えた。深紅はフェイタルフレームが楽に狙えるので有り難い。深紅のミッションばかり解いたら後で苦労しそうだ。今のところ9個中4個が深紅ミッションである。一番使いにくい螢のミッションを今の内に何とかしておいた方がいいだろう。

6−1

大人の女霊4体を倒し25000点を超えればSランク。個々の霊がさほど強くないので、フェイタルフレームや強化レンズによるとどめを確実に指していけば特に問題がなかった。ここらで時間のかかりそうなミッションをやっておいた方がいいか。

1−3

乳母車の老婆を4体倒し、合計点が9500点を超えればクリア。時間がかかるだろうとは思ったが、1時間10分もかかるとは思わなかった。Aランクは何度も出るが、あと数百点足りないせいでSランクが出ない。この点数は絶妙すぎる。
攻撃を一発でも食らえば即死であり、再挑戦するまでに1分はかかる。何度も繰り返すことが前提のモードなのだから、リザルト画面やメニュー画面を経由せずに再挑戦できるようにしてもらいたかった。直接ミッションをやり直せばそこまでローディングする必要はないだろう。
撮影が一瞬でも遅れれば殺される状況を4回もクリアしなければならない。しかも撮影が早すぎるとシャッターチャンス止まりで点数が低くなる。全てをフェイタルフレームで決めても恐らく点数は足りない。それ以外にも点数を稼ぐ必要がある。霊を同時に倒すのはほぼ不可能で、霊力も大して溜まらない。コンボも存在しない。できる事がかなり限られている。そんな状況で高得点を出すのは至難の業だった。これが最悪なミッションである事を祈りたいが、恐らくもっと時間がかかるものもあるのだろう。うんざりした。

1−1

吉乃氏と無限に沸く黒い影を倒して40000点以上稼げばクリア。フィルムが30枚しかない上に敵が弱すぎてスコアが稼ぎづらいので、地味に厳しいミッションだった。意味があるかどうかは知らないが、「滅」の霊力が溜まったら黒い影をまとめて倒す、ということでチマチマ点数を稼いだ。

8−1

乳母車のクソババァミッションは今の内に済ませておいた方がいいと思い、もう一つのクソババァも処理しておく事にした。こちらは正面から向かってくる3体のババァを処理すれば良いのだからそんなに難しくはないはずだ。と思っていたが、大きな勘違いだった。こちらのミッションは合計ではなくベストショットの点数である。1体2500点くらいで良かった前回とは違って、1回の撮影で9000点以上取らなければならない。
おまけに深紅はチャージショットを使わないとクリアできない前提のミッションばかりである。突撃してきて1ミリでも触れたら死ぬ敵にファインダーを合わせてしばらく力を溜めなければならないのだから、簡単なはずがない。
30分を過ぎた辺りから試行錯誤が無駄だと感じ、ひたすら偶然を待ちながら同じ作業を繰り返した。ミッションの時間が15秒未満で、ローディングが30秒である。すぐにやり直せない事が苛立ちを助長させる。待っている間があまりに無駄なので、死んでから次のミッションが始まるまでは漫画を読んでいた。一冊分くらいは読んだと思う。
結局クリアに1時間33分もかかった。クソババァとは二度と戦いたくない。だがまだもう1種類、ババァの出るミッションが存在する。この際先に片付けてしまおうか。
このババァは、このゲームにおけるジョーカー的な存在と言っていいだろう。ジョーカーはババともいうのだから当然とか、そういうつまらないシャレを言いたいんじゃない。こいつがいるのといないのとでゲームの難易度が全く違う。そもそも乳母車の霊って何だよ。服までは許す。武器も一応許してやろう。乳母車はねえだろ乳母車は。どこまで霊化してんの。