ロックマンX7 1日目

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名作アクションシリーズがポリゴンになってしまった。2Dゲームのポリゴン化は好きな深夜番組がゴールデンに降格した時と同じような悲しみを覚える。そりゃあいつまでもドット絵じゃダメなんだろう。何がダメなのか知らんが、とにかく今はポリゴン至上主義なわけだ。2Dアクションでもポリゴンなんだから。ポリゴンは動き方が気持ち悪いし、距離感も掴みづらいからやめて欲しいと言ってもやめてくれるわけがないな。ドットが好きなら昔のゲームを死ぬまでやってろという話か。思うにスピード感のあるアクションゲームはポリゴンでは不自然になるのではないか?RPGやロックマンDASHのような3Dアクションゲームではポリゴンであることは何のマイナスにもならない。むしろプラスだ。しかしひたすら横、あるいは縦に移動していく2Dでポリゴンだとやりづらい。

X6より酷くなることはないだろうと思われたロックマンXがさらに酷くなった。X6はそれでも面白かった。即死トラップが多すぎる、相変わらずの無意味なレプリロイド救出システムが強化されてしまう。面倒なゲイト戦。ハイジャンプかエアダッシュがないと抜けられない終盤のステージ。不満をあげればきりがないが、それでもロックマンXとしてのアクションの爽快感はあった。操作性は変わっていないし、ダッシュジャンプでステージを進んで敵を破壊しまくる爽快感も0にはなっていなかった。X5とX6は賛否というより否が多いかも知れないが、個人的にはそこまで酷いものだとは思っていない。

だがX7、お前はダメだ。なんでこれがロックマンなんだと思わざるを得ないクソゲーである。ただ面白くない。ただつまらない。プレイが苦痛。視界が狭く、カメラの角度も中途半端で気持ち悪い。エックスの性格が鬱陶しい。事あるごとに選択肢を出し過ぎ。「いいえ」がデフォルトになっているのも不親切。ステージセレクト画面に行く時までいいちいち「本当に行きますか?」みたいに聞いてくんじゃねえよ。レプリロイド救出システムは相変わらず。3Dになったのでより一層発見しづらく、殺されやすくなった。何故ここまで酷くなるのか。確かにグラフィックは向上した。だが、それと面白さとは何の関係もない。ストーリーが進行すると、ボスを8体倒さなくてもスペシャルステージに行けるシステムが廃止されたり、エックスのアーマーが一種類になったりと、一部で昔のシステムに戻っているが、元々その辺にはあまり拘っていなかったので、評価するポイントにはならない。

ボスを一体倒した。オープニングステージとデモと1ステージで1時間もかかった。クリアまでにどのくらい時間がかかるのだろう。X7は多分5年くらい前に1回か2回クリアして以降、一度もプレイしていない。X5やX6でも結構プレイしていたが、これだきゃあ全然やる気になれなかった。楽しくない。