もぎたて水着!女まみれのTHE水泳大会

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タイトルに釣られて買った。第1部から第3部まで3コースあり、それぞれのコースに5つのミニゲームがある。選んだ対戦相手と5種類のミニゲームで戦い、全て勝てばクリアとなる。負けてもコンテニューできるのがよい。ミニゲームは単純なものばかりで、ゲームとして楽しめるような出来ではない。苦戦しても数分で勝てるものばかりだが、第1部の浮島渡りだけは理不尽だと思う。沈む浮島と大丈夫な浮島の区別が付かない。
このゲームのウリはミニゲームに勝った後でリプレイが流れることだと思うが、アングルが少ないので面白くない。色々なアングルがあればもう少しマシだったはずだ。真下からのアングルは好きな人は好きかも知れないが、自分は斜め上から見るおっぱいが好きなのでどうでもよかった。

10人のキャラクター全員に勝つと*1お仕置きモードが出現。10人のキャラクターを左右に回転させたり拡大縮小させたりして眺めることができる。アングルが少ないという不満はここで多少改善されるが、上下の回転ができないことと、水鉄砲で水をかけると相手が例外なく嫌がるのがマイナス。説明書には「水鉄砲でコミュニケーションをとれる」と書いてあるが、相手が嫌がるのではコミュニケーションではなくただの嫌がらせだ。「怒るわよ」と言われると、むしろこちらが冷や水を浴びせられた気分になる。せめて「やめて下さいよぉ〜」と楽しそうに言うならまだ良かった。何も本気で嫌がることはないだろうに。高慢ちきか!

お仕置きモードでは画面の右下で、そのキャラが歌っている映像が映し出されている。それを回転できるようにすべきだった。ゲームでは見られないような動きをしているわけだから。中には激しく乳を揺らしながら飛び跳ねているキャラクターもいる。それを拡大して見られれば良かったのに。お仕置きされているキャラはただ突っ立っているだけだ。そんなのを回転してもしょうがないだろう。

システム面にも不満がある。セーブの場合は上書き確認をするのだが、ロードの時は何も聞いてこない。そのため、以前10人クリアした時にセーブとロードを間違えてしまい、セーブすべきデータが消えてしまったことがある。自分の不注意ではあるが、普通はロード時も確認するだろう。

10人分の歌と振り付けを用意しているのは素直に感心するが、そこまで拘るなら、もっとエロくなるようにして欲しかった。素材は悪くないが活かし切れていない。エロゲのSexyビーチの方が、PS2でやれそうな範囲に限ってもよっぽど良い出来だったと思う。エロゲも進化したもんだ。エロゲの感想になっちゃった。



さすがにPS2ともなると画像の劣化が激しいな。

*1:クリアしたコースは関係ない。