東京23区 制服WARS 9日目(終)

+20分
最後の地域は文京区。文京区の学校跡地でいきなり涼子が予想通り自作自演を暴露。自作自演といっても多重人格的なノリらしい。多重人格とは明言されていなかったが、ラスボスである兄の人格と戦った後で「ここは一体」と言って意識を取り戻していたので、兄の人格の時の記憶はないのだろう。そんな都合の良い病気はあるのだろうか。だいたい涼子と兄では服装が違う。人格が切り替わると同時に服を着替えているのか。脱いだ服はどうしているのだろう。涼子の人格に戻った時に兄の制服が近くに落ちてたら、「これはお兄さんの!」とわかるんじゃないのぉう?まあ人格が切り替わると同時に姿まで変わっているから、伝説の制服自体が涼子の制服に変化していたのかも知れない。深く考えるべきところではないのかも知れない。
ヘヴンの前の組織を指揮していたのは本物の兄のようだが、戦争終了後に誰かさんの前に現れ、ヘヴン結成を命じた兄は涼子が化けたものだったようだ。涼子がごめんなさいと謝って物語は終了。制服の力が暴走して戦争が起こったのに、制服の無効化を目指すヘヴンを解体してめでたしめでたしか。それでいいんですか?そもそも制服の力って何ですか?何も解決していない気がするのだが、続編を意識しての事だろうか。それとも思わせぶりな謎や伏線をばらまいておいて、あとはプレーヤーの想像(創造)に任せるという形なのか。まあシナリオをほとんど把握していないから、実際は解決しているのかも知れないが。
これで終わりの筈だが、突然セーブ画面に移行。次に何が起こるのかと思ったら、いきなり仲間になったキャラ全員に告白された。唐突な展開だな。誰と結ばれるかでエンディングが少し変わるらしい。そのためにわざわざセーブする機会を与えてくれるとは何と親切なのだろう。亜美と涼子以外の誰を選んでも、一言二言会話した後にカメラマンの子に写真を撮られて終了(カメラマン本人を選んだ場合はセルフタイマー)。亜美と涼子はそれより若干扱いが良い程度。実にあっさりしたエンディングだ。
地域を選ぶ順番で展開が変わるようなことがマニュアルに書かれていたが、各地域のシナリオにはほとんど繋がりがない。前に想像したように、仲間になったキャラが喋るかどうかの違いだけだろう。
最初は面白いと思ったが、思った以上にゲーム性が低かった。雑魚戦に全敗すると部下が足りず、クリアできなくなる可能性がある。そこだけは注意してプレイする必要があるだろう。キャラの中ではヒロインの一人亜美と霊媒師の子(名前失念)が割と好きだった。
最後に各地域に登場するボスとその属性をまとめておこう。