ロックマンX4セリフ集

エックス編

シグマ		イレギュラーハンター…人間にしっぽを振ってレプリロイドを破壊する者ども。危険だとは思わんか。
		ジェネラル、お前もわかっているはずだ。
		奴らは単に人間の言いなりにならないレプリロイドを破壊しているに過ぎない。
		やられる前にやれ。お前には奴らを倒すだけの強大な力がある。
ジェネラル	お引き取り願おう。人間を裏切ることはできん。立ち去れ。二度とワシの前に現れるな。
シグマ		フフフフ。まあいい。そのうち気も変わるさ。
		フハハハ…ファーッハッハッハ!

イレギュラーハンター司令部	ポイント5567において、イレギュラー発生!
				イレギュラーは、最新の兵器でスカイラグーンを占拠!この軍隊はレプリフォースと思われる!
エックス	わかりました。ただちに出撃します!

オープニングステージ

エックス 君は14部隊のハンター、ドラグーン! ドラグーン まずいぞ! エックス!さっきのイレギュラーが動力炉を破壊した。 エックス なんだって! それでは、このスカイラグーンは…もうすぐ、地上に、激突してしまう! ドラグーン もう手遅れだ、エックス。俺は急いで脱出する。お前も無茶をせず、待避するんだ、いいな! エックス このままでは下の街は火の海だ。たくさんの犠牲者が出てしまう…。 とにかく脱出して、下の街へ行くしかない!

オープニングステージ2

エックス …なんてことだ。街がメチャクチャだ。何の罪もない人たちを…。…許せない! −ボス撃破後 エックス …あなたは? カーネル 私は、レプリフォースのカーネルだ。 エックス ここを占拠していたのはレプリフォースなのか? カーネル 何をバカな! 私は妹を助けに来ただけだ。ここで暴れていた軍隊は、レプリフォースではない! エックス …ともかく、武器を捨てて司令部まで来てもらいたい。 カーネル 断る!軍人に武器を捨てろだと?我々が武器を捨てるのは戦えなくなった時だけだ! エックス だが、それでは本当にイレギュラーと見なされるぞ。 カーネル 勝手にしろ!…我々レプリフォースは、軍人の誇りを捨てるより、戦いを選ぶ! イレギュラーと呼びたくば勝手に呼ぶがいい! エックス 待てっ! 落ち着け!カーネルッ! エックス なんてことだ!このままではレプリフォース全体が、本当にイレギュラーと見なされてしまうぞ!

デモ

ジェネラル 我がレプリフォースの勇敢なる兵士諸君、今や我々レプリフォース全員がイレギュラーと決めつけられた。 だが我々もこのまま汚名を着せられているわけにはいかない。 我々は自らの手で、レプリロイドだけの国家を立てる。ただしこれは人類に対しての敵対ではない。 自由と安全、それら正当なる権利を求めるための戦いなのだ。 共に築こう、何者にも犯されない理想の国家を。共に進もう、我々レプリフォースの未来に向かって。 カーネル 私もジェネラル将軍と同じ意見だ。いいか我々にはこれしか道はない。 恐れず、勇気と誇りを持って戦おう。我々はレプリフォース。史上最強の軍隊なのだ。 兵士 おー!ジェーネラル!カーネル!ジェーネル!カーネラル! シグマ ファーッハッハ!ジェネラルの奴め、とうとう動きよったわ。 さあてイレギュラーハンターよ、どう出る? ここでゆっくり見物させてもらうぞ。ファーッハッハ! エックス …君は? ダブル 新人ハンターの、ダブルという者デシ。 先輩、レプリフォースがクーデターをおこしたデシ! エックス …なんだと! …カーネル、はやまったことを… ダブル 先輩にも、出撃命令が出ているデシ! エックス …わかった。出撃する!

フットパーツ

ライト博士 エックスよ、この戦いはあってはならぬ戦いじゃ。何故、同じ志を持つレプリロイド同士が戦う? 平和を守る者同士が何故戦わなければならないのか?きっと何かの間違いじゃ。 エックスよ、このカプセルに入るがよい。このパーツをつけて真相を突き止めるのじゃ。 フットパーツをつければ、空中でもう一度ジャンプすることで、ホバリングが可能になる。 前後に動くことができ、しばらく滞空できる。 高いところにいる敵や、危険な場所を、落ち着いて移動するのに有効じゃ。 一刻も早く無駄な戦いを止めるのじゃ、エックス! スパイダス 我々をイレギュラーと決めつけおって!ここからは通さん!命が惜しくば立ち去れ! この攻撃かわせるか? ここを通すわけにはいかんのだ。 クジャッカー 潜在能力…測定不能!?…信じられないわね。 エックス 誰だお前は?何故こんな事をする? クジャッカー ある人に頼まれたのよ。アナタを調べてくれって エックス 何だと!? クジャッカー それじゃ、いくわよッ! 醜い者は滅びておしまいッ! 私の相手をするなんて10年早いわ! おしおきの時間よ! フクロウル よくもよくも、私の部隊をめちゃくちゃにしてくれたな!このお礼はきっちりとさせてもらうぞ! ヒヨッ子めが、地面にへばりついていればいいものを。 目標補則。5分以内に撃破する。 我々を敵に回した報いを受けよ。 ビストレオ このオレの部隊にケンカを売るとは、命知らずが!…久しぶりの獲物だ!かわいがってやるぜ! 小僧、ちっとは楽しませてくれんだろうな。 ダブル 先輩、カーネルからメッセージが届いたデシ! カーネル エックスに告ぐ!メモリアルホールにて待つ!必ず来い! ダブル 先輩、これは罠デシ! エックス …そうかも知れん。…だが、逃げるわけにはいかない!

メモリアルホール

エックス カーネル! もうバカなことはやめるんだ! カーネル …断る! エックス 落ち着け、カーネル!考え直せ! カーネル 我々レプリフォースは独立する!これはそのための戦いなのだ!いくぞッ! 容赦はしない。いくぞッ! カーネル さすがだな! だが次はこうはいかん。さらばだ! エックス カーネル

アルティメットアーマー

ライト博士 …エックスよ、とうとうここまできてしまったか…。 このカプセルには、封印された禁断のパーツ、アルティメットアーマーが眠っている。 ノヴァストライクの時にウイングパーツが開き、無敵の体当たり攻撃ができるのじゃ。 …しかし、このアーマーはまだ未完成のため、安全性は保証できん。 それでも良いのなら、このカプセルに入るがよい。 スティングレン フン。このオレが追いつかれるとはな…。だがここまでだ。いくぞ、エックス! クラゲの方がまだ手応えがありそうだ。 ドラグーン きたな、エックス! エックス ドラグーン! 何故だ! 何故司令部を裏切った? ドラグーン …ククク。知りたければ、おれと戦え! エックス バカな! 仲間同士で、戦えるわけがない! ドラグーン …相変わらず、甘いな。…良いことを教えてやろう。 スカイラグーンを落としたのはおれだ!最高の気分だったぜ!フアーッハッハ! エックス なんだと! 何の…罪もない人々を…!お前はドラグーンじゃない!ただのイレギュラーだッ! ドラグーン そうだッ!いかれ、エックス!お前の本当のパワーを見せてみろッ! 今日こそお前に勝つ!

ボス撃破後

ドラグーン …さすが…だ…。エッ…クス… エックス ドラグーン!なぜ、こんなことを! ドラグーン ずっと…おまえと戦いたいと思っていた…。…そうしたら……奴が…現れ…て…。 エックス 奴? 誰だ、それは? ドラグーン お前を本気にさせるため…レプリフォースにつけ、と… エックス バカな! おれと戦うために裏切ったというのか? ドラグーン お前と…本気で戦えて……うれし…かっ…た……ぞ… エックス ドラグーン!!! キバトドス 相手がこんなガキとは、おれもナメられたもんだ。まあいい、すぐに捻り潰してやるぜ! マシュラーム 君がエックス?エックスが来たら、遊んでやれって言われてるんだ! エックス なんだと!誰の命令だ? マシュラーム 教えないよーだ! 早く遊ぼうよ ダブル レプリフォースが、集まりだしたデシ! エックス どこへだ? ダブル 宇宙港デシ! 彼らは宇宙に出るつもりデシ! エックス 急ごう! カーネルを止めなければ!

スペースポート

エックス カーネル、そこをどけ! カーネル 独立を妨げる者は容赦しない。 エックス いい加減にしろ!そんなものは幻だ! カーネル …所詮、ハンターとはわかりあえん。いくぞエックス! 手加減無用だ、本気で来い。 カーネル …さすがだ…。しかし…もうおそい! エックス なんだと? カーネル レプリフォースは…すでに宇宙に飛び立った! …私は…これまでだが…レプリフォースは滅びぬ!…宇宙に…必ず…レプリロイドの国を…! エックス カーネルッ!!! ダブル レプリフォースは、宇宙に出てしまったデシ…。 エックス …ダブル、宇宙船を頼む。おれが追いかける! ダブル 先輩! むちゃデシ! 危なすぎるデシ! エックス おれはすぐ宇宙に出る!ダブル、司令部は任せたぞ。 ダブル あいてて〜 レプリロイド こら〜!またドジったな? ダブル すいませんデシ。 シグマ 私だ。今ハンターどもに宇宙に来られてはまずい。やれ。 ダブル 了解。 レプリロイド 全くドジだな。 レプリロイド あ? レプリロイド おい、ダブル。どうした? ダブル うおおお!(ガシャーン!ガシャーン!) レプリロイド うわーっ! レプリロイド ぐおっ! レプリロイド ぎゃあっ! レプリロイド こちらイレギュラーハンター17部隊。エックス隊長応答願います!エックス隊長応答願います! あっ…うわあああ! エックス こちらエックス!どうした?何かあったのか? ダブル 何でもないデシ。 エックス 作戦行動中は必要以外の通信を入れるな。 ダブル わかったデシ。 エックス 切るぞ。 ダブル さてと。エックスを追うとするか。フハハハ!

ファイナルウェポン

エックス ダブル! おまえ…何故、こんなところに!? ダブル …ククク。ファーッハッハ!イレギュラーハンターもレプリフォースも、アマちゃんぞろいさ。 ま、おかげでやりやすかったがね。 エックス …な、なにを言ってるんだ?ダブル、どういうことだ! ダブル あの世でゆっくり考えな!死ね、エックス! 待ってたぜ。お前を切り裂くこの時をな。 エックス ダブル! ダブル …くそっ…こんな奴に…オレが負けるとは…。 エックス ダブル、教えてくれ!何故、お前まで? ダブル …フフフ。ハーッハッハッ!甘すぎるぜ、エックス! オレは最初から、貴様を監視するために、スパイとしてお前の下に送り込まれていたのさ! エックス …ダブル!おれは、おれは!…信じていたのに! ダブル ハーッハッハ!!その甘さが命取りだぜ!あばよ、エックス!あの世で待ってるぜーッ! エックス ダブルーーーーッ!! エックス ジェネラル!一体どういうつもりなんだ? ジェネラル …レプリロイドの国をつくる。それが我々の願いだ。独立を妨げる者とは、断固として戦わせてもらう。 エックス 戦う以外の方法も、たくさんあったはずだ! ジェネラル …我々はイレギュラーと決めつけられた。戦うこと以外に、何ができたというのかね? エックス …それは… ジェネラル 今更やめることはできん!いくぞ、エックス! 君とは戦う運命にあったようだ。 エックス な、なんだ?一体どうしたんだ!? ジェネラル …バカな…。この兵器が動く筈は… エックス ジェネラル!どういうことだ? ジェネラル 誰かが勝手にこの兵器を動かしている!…急いでくれ、エックス。地球が…危ない! エックス …わかった。おれはこの兵器を止めに行く! シグマ 愉快だ。実に愉快だよ。エックス! エックス お前は…。 シグマ! シグマ ククク。レプリフォースと、イレギュラーハンターとを、お互いに戦わせる作戦は、実にうまくいった! …ダブルはスパイとして、よくやってくれたよ! エックス …おのれ…よくも! シグマ ククク。レプリフォースほど、おめでたい奴らもおるまい。 あとは奴らがつくった兵器で、地球を始末するだけだ。 エックス 黙れ!そんなことはおれがさせない! シグマ やってみるがいい。エックス、お前にできるのならばな! 地獄に旅立つ準備はできたかね? これで終わりと思うな。 シグマ ククク。いいぞ、エックス!だが、ここまでだ。この攻撃はかわせまい! シグマ フハハハー!どうだ、このすさまじいパワーは!このまま宇宙の海へ散るがいい。 宇宙の塵になるがいい。 シグマ …クク、ククク エックス 何がおかしい? シグマ この兵器は、すでに地球に向けられている…。もう誰にも止めることはできん! エックス くそっ! シグマ フアーッハッハ!!さらばだッ、エックス! エックス ジェネラル! ジェネラル …私のボディを使えば、この兵器は止められる。 エックス しかし、それじゃあなたが! ジェネラル …部下をあれだけ死なせて、生き残るわけにもいくまい。 エックス、愚かな我々を許してくれたまえ…。 エックス ジェネラルーッ! ゼロ こちらイレギュラーハンター本部。 エックス ゼロ! ゼロ 無事だったかエックス。心配かけさせやがって。 エックス すまない。 ゼロ もういい。早く帰ってゆっくり休め。 エックス なあ、ゼロ。もしおれがイレギュラー化したらどうする? ゼロ くだらない事を聞くんじゃない。切るぞ。 エックス 待ってくれ。真剣に聞きたいんだ。ゼロ、もしおれがイレギュラー化したら、君が処理してくれ。 ゼロ …バカなこと言ってないで、さっさと戻ってこい。 エックス 約束だよ、ゼロ。 …戦いは終わった。 しかし、エックスの心を たとえようのない不安がよぎる。 「イレギュラー」とは、一体何なのか? …もしかしたら、自分自身もイレギュラーとなってしまうのか? 不吉な予感は現実となり、二人のハンターを運命の闘いへと導く。 そう遠くない未来で…

ゼロ編

???		ゼロ。
ゼロ		誰だ。
???		私の最高傑作。
ゼロ		あんた誰だ。
???		倒せあいつを。ワシの敵、ワシのライバル、ワシの生き甲斐。
		ゆけ!そして破壊しろ。あいつを。
ゼロ		ま、待てっ。ぐっ、ぐおああああ!
シグマ		あああぁぁ!
放送		緊急事態発生、緊急事態発生!待機中のイレギュラーハンターは直ちに集合せよ!
ゼロ		またあの夢か……。

イレギュラーハンター司令部	ポイント5567において、イレギュラー発生!
				イレギュラーは、最新の兵器でスカイラグーンを占拠!
				この軍隊はレプリフォースとおもわれる!
ゼロ	レプリフォースだと?…わかった。出撃する。


ゼロ		アイリス!アイリスじゃないか!大丈夫か!?
アイリス	…ゼロ。助けに来てくれたの?
ゼロ		そうだ。しっかりしろ!
アイリス	巨大なイレギュラーが…突然、襲ってきて…
ゼロ		ここを動くな、アイリス。すぐにケリをつけてくる!
		…この部隊は、本当にレプリフォースなのか?
		…くそ、悩んでいる暇はない!すぐに奴を倒さなくては、被害が大きくなる!

カーネル	ゼロ!久しぶりだな!
ゼロ		カーネル。お前…何故ここにいる?
カーネル	妹のアイリスを助けるため、急いで駆けつけたのだ。アイリスは無事だろうか?
ゼロ		アイリスなら大丈夫だ。さっき、おれが保護した。
カーネル	…そうか。すまんな、ゼロ。一つ、借りができた…
ゼロ		…カーネル。お前に聞きたいことがある。…ここを襲ったのは、お前の部隊なのか?
カーネル	何を言っている?我々レプリフォースも急いで駆けつけたのだ。
		ここで暴れていた軍隊は、レプリフォースではない!
ゼロ		お前達にイレギュラーの疑いが、かかっている…。
カーネル	何だと!?
ゼロ		ひとまず武器を捨て、おれと司令部まで来てくれ。
カーネル	ふざけるな!軍人に武器を捨てろだと?いくらお前の頼みでも、そんなことができるか!
ゼロ		だが、このままではイレギュラーと認定される!
カーネル	なんとでも呼ぶがいい!我々レプリフォースは、軍の誇りを捨てるより、戦いを選ぶ!
		さらばだ、ゼロ!
ゼロ		待て!カーネルッ!おれの話を聞け!

ゼロ		くそっ!まずいぞ、カーネル!
		このままではレプリフォース全体が、本当にイレギュラーと見なされてしまう!


ゼロ		アイリス!…何故、ここに?
アイリス	…兄が…カーネルが、クーデターを起こしました。
ゼロ		…わかっている。
アイリス	お願いです、兄さんと戦わないで!きっと、何かの間違いなんです!
ゼ	ロ	レプリフォースは、すでにあちこちを占拠している。
		おれはハンターとして、彼らを止めねばならない!
アイリス	ゼロ…
ゼロ		出撃する!

スパイダス	ゼロ…。やはり、お前が来たか…。
ゼロ		スパイダス! お前、レプリフォースに…。
スパイダス	ああ。今はゲリラ部隊の隊長だ。
ゼロ		今からでも遅くない。クーデターは取りやめろ!
スパイダス	…おれはレプリフォースを信じる…。いくぞッ!

ドラグーン	ゼロ、おまえか…
ゼロ		ハンターであるお前が、何故裏切った!?
ドラグーン	…………
ゼロ		何とか言ったらどうだ、ドラグーン!
ドラグーン	…答える必要はない。行くぞッ!
		力こそが全てだ。

ゼロ		ドラグーン!
ドラグーン	…お前に…どうしても…勝ちたいと…願った…。
		…その思いが…奴を…呼び寄せたらしい…。
ゼロ		奴? 誰だ、それは!?
ドラグーン	…奴は…こう言った…。レプリフォースにつくのなら…パワーを与えよう…と…
ゼロ		…なんだと!?
ドラグーン	おれは…誘惑に…負けた。…ゼロ。すまな…かっ…た…
ゼロ		…ドラグーン!!!

キバトドス	どんな奴が来るかと思ったら、キンパツのガキじゃねえか!
		これじゃあ、本気になれねえな!
ゼロ		…すぐにその減らず口を叩けないようにしてやろう。
キバトドス	な、なんだとオ! ガキめ、ペシャンコにしてやるぜ!
		ぶっつぶしてやる。覚悟しな。

スティングレン	くそ、しつこい奴だぜ!どこまでついてくる気だ?
		まあいい、ここでケリをつけてやる!

アイリス	レプリフォースからメッセージが来ています…。
カーネル	ゼロ!メモリアルホールで待つ!必ず来い!
アイリス	…行かないで、ゼロ!兄さんと戦わないで!
ゼロ		軍人とハンターの、誇りをかけた戦いだ。逃げるわけにはいかない…。出撃する!

ゼロ		カーネル!見損なったぞカーネル!でえいっ!
カーネル	何をする。
ゼロ		今からでも遅くはない。クーデターを中止しろ。
カーネル	断る。
ゼロ		そうか…。行くぜっ。
アイリス	やめてーッ!兄さんやめて!忘れたの?ゼロは私の命を助けてくれたのよ!
カーネル	…この場は引くとしよう。だが次は容赦しない。
アイリス	ゼロ、お願い。兄さんと戦わないで。二人が戦えばどちらかがきっと…。
ゼロ		誰かがレプリフォースを止めなければならない。
アイリス	ゼロ!

ビストレオ	オレの部隊を襲うとはなかなかイキがいいな。…久しぶりに楽しめそうだぜ!

マシュラーム	ここまで来れるなんて、キミ、強いんだね!ボク、強い人と戦うの大好きなんだ!
ゼロ		…誰の命令で、こんなことをしている?
マシュラーム	そんなのどうでもいいよ。早く戦おうよ!

クジャッカー	ここまでたどり着くなんて、アナタ、なかなかやるわね!でもアタシには勝てないわ!
		…覚悟なさいッ!

フクロウル	我々をイレギュラー扱いしおって!
ゼロ		落ち着け! 今からでもクーデターを取りやめろ!
フクロウル	正義はレプリフォースの方にある! 行くぞッ!

アイリス	レプリフォースが宇宙港に集まってきています…。
ゼロ		…出撃する。
アイリス	だめ!…行かないで、ゼロ!あなたと兄さんが戦うなんて…私、耐えられない…。
ゼロ		…誰かが、カーネルを止めなくてはならない…。出撃する!

スペースポート

ゼロ カーネル、お前とは戦いたくない。どいてくれ。 カーネル だめだ!ここから先は行かせん! ゼロ …お前を倒したら…アイリスが悲しむ。 カーネル うぬぼれるな、ゼロ!そんなセリフは私を倒してからにするんだな! カーネル …見事だ、ゼロ!…だが、もう遅い! ゼロ なんだと! カーネル レプリフォースは…すでに宇宙に飛び立った! 私がここで…倒れても…レプリフォースは滅びぬ。 ゼロ …カーネルカーネル …ゼロ。アイリスにはこう伝えてくれ。兄は満足して死んでいったとな!…さらばだ、ゼロ! ゼロ カーネルッ!!! イレギュラーハンター司令部 レプリフォースは宇宙に出た模様。イレギュラーハンターは直ちに出撃せよ! ゼロ アイリス?どこだ、アイリス!………。…まさか、宇宙へ…? イレギュラーハンター司令部 イレギュラーハンターは直ちに出撃せよ! ゼロ すぐに出る!アイリス、早まったことはするんじゃないぞ!

ファイナルウェポン

ゼロ アイリス! アイリス …兄さんと…戦わないでとあれほど言ったのに! ゼロ ………すまない。 アイリス …もう遅いのね。何も、かも。 ゼロ 落ち着け、アイリス!話を聞いてくれ! アイリス さようなら、ゼロ……。 ゼロ アイリス、よせーっ! アイリス ごめんなさい、ゼロ… ゼロ アイリス!アイリス。 アイリス ゼロ…。 ゼロ しっかりしろ!アイリス。 アイリス お願い…。もうレプリフォースに手を出さないで…。 一緒にレプリロイドだけの世界で暮らしましょう。 ゼロ アイリス。レプリロイドだけの世界なんて幻だ。 アイリス そうよね…。でも信じたかった…。レプリロイドだけの世界であなたと…。 ゼロ アイリス。アイリス!アイリス!アイリス! アイリスッ!アイリス…。アイリス…。 うおおおおー!おれは!おれはー!一体何のために!戦っているんだああああああ!
ゼロ		ジェネラル! あんたのせいで大勢が死んだ!この責任はとってもらうぞ。
ジェネラル	独立のための戦いだ…。どうしても犠牲は出る…。
ゼロ		アイリスもそうだと言うのか?…許さんぞ、ジェネラル!
ジェネラル	…今更言い訳はすまい。かかってくるがいい、ゼロ!
		これも定めか。仕方あるまい。
		君の実力を見せてもらおう。

ゼロ		なんだッ!?一体どうしたんだ?
ジェネラル	…バ、バカな!この兵器が動き出すなど…。
ゼロ		ジェネラルッ!これはどういうことだ?
ジェネラル	誰かがこの兵器を勝手に動かしている…。
ゼロ		何だと? くそっ、このままでは地球が危ない。
		お前は後回しだ。おれはこの兵器を止めに行く!

シグマ		ククク…。ご苦労だった。ゼロ!
ゼロ		お前は…シグマ!…貴様の仕業か!
シグマ		フハハハハハ!素晴らしいよ、ゼロ。
		カーネルやアイリスまで、ためらいなく倒すとはな!
ゼロ		…貴様がそうさせたんだ!
シグマ		違うな。お前の心が破壊を望んでいるのだ!思い出させてやろう。
		あれは…私がまだ…イレギュラーハンターの隊長だったころ…。

シグマ		どうだ様子は。
ハンター	隊長!
シグマ		ガルマの部隊を全滅させた赤いイレギュラーはどこだ。
ハンター	は、はい。あちらの扉の中に。
シグマ		ご苦労。あとは私がやる。
ハンター	隊長自ら?
シグマ		これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな。

シグマ		んぬぅ…。
ゼロ		うぉおおおお!
シグマ		フフフ…。うええい!
ゼロ		うおおおー!
シグマ		こいつ…。くそっ。
ゼロ		でやあああ!
シグマ		おりゃああ。うっ、ぬぐぁあ…うぬぅぅおう…。
ゼロ		フフフフヘヘヘ。
シグマ		ぬはぁ。
ゼロ		フフフフヒヒヒハハハ…フヒャハハハハ。
		ウッ…ウアァッ!アッ!ウワーッ!
シグマ		ぬあああああ!

ハンター	シグマ隊長だ!
ハンター	さすがだ。隊長に敵うレプリロイドなどいるわけが…うわっ!
シグマ		赤いイレギュラーを修理センターへ運べ…ハアッ…
		それと…Dr.ケインへ連絡を。ハァッ…あのイレギュラーを調査する。
ハンター	隊長。お体の方は。
シグマ		うるさいッ!ウゥ…。

シグマ		ゼロ!お前こそ、イレギュラーだったのだよ!
ゼロ		…それがどうした。そんな話で、おれが驚くと思ったか?
シグマ		フフフ…素晴らしいよ、ゼロ。そう来なくてはな!
ゼロ		死んでいった者達のためにも、シグマ、貴様を倒す!

シグマ		フフフ…。ゼロ!待ちこがれていたぞ!お前と再び戦う、この瞬間をな!

シグマ		フハハハハー!死ぬがいい、ゼロ!あの世でアイリスが待っているぞ!

シグマ		…クク、ククク。
ゼロ		何がおかしい?
シグマ		この兵器は、すでに地球に向けられている…。もう誰にも止めることはできん…。
ゼロ		くそ、なんてことだ!
シグマ		フアーッハッハ!さらばだーッ、ゼロ!

ゼロ		ジェネラル!
ジェネラル	…ゼロか…。私は…愚かだった。シグマの作戦に、まんまと乗せられてしまった…。
ゼロ		もういい!
ジェネラル	…私のボディでなら、この兵器を止められる。
ゼロ		しかし、そんなことをしたらあんたが!
ジェネラル	…これが軍人の生き方だ。さらばだ、ゼロ!
ゼロ		ジェネラルーッ!!!

ゼロ		これが…本当のおれなのか?本当のおれってやつなのか?
		結局誰も助けられなかった。アイリス…。
		アイリス…おれ達レプリロイドは結局みんな、イレギュラーなのか?

…戦いは終わった。
しかし、蘇りつつある過去の記憶がゼロの心に迷いを生じさせる。

…イレギュラーを許せないハンターとしての自分…
…「アイツ」を倒す定めを負った、本当の自分…

全く異なる二つの運命…
そして、ゼロの決断はついに二人のハンターを悲劇へと導く。
そう遠くない未来で…